よくある質問

Q1.  うるしかぶれは、ありませんか?
A1.  初心者の方には「新うるし」という植物性樹脂を教材として使っています。
   余程敏感な方、体調がすぐれない方でなければ、ほぼかぶれる心配はありません。
   より本格的に本漆での修復をなさりたい方には、別途お教えしております。

Q2.  すぐ修復出来ますか?
A2.  毎回カリキュラムに沿って説明をし、自宅で作業を続けて頂きます。
   1年のカリキュラムが終了するまでに、徐々に完成していきます。
   パテや接着剤ではなく、漆・木など自然の素材を使って修復することにこだわって
   お教えしておりますので、修復には時間がかかります。
   じっくり器に向き合い、手作業を楽しんで頂ければ幸いです。

   ※自宅での実際の修復時間は1週間に1回、10~15分程度です。
    お仕事のある方などでも気軽に作業出来ます。ご相談下さい。

Q3.  教材は教室で販売してもらえるのですか?
A3.  最初に基本的な教材を販売します。その後適宜必要な物を販売致します。
   消耗品につきましては半年に一度、新規受講者に合わせて、注文をお受けしております。

Q4.  講座は受講したいが、直す器がありません。教材として用意してもらえませんか?
A4.  ご自分の持ち物を直して頂く講座です。器自体の価値は問いませんので、ご友人、
   ご親戚にお願いしてみて下さい。
   また骨董市で破損した器を安価で購入できる場合があります。
   (100円ショップの器を、教材にする為に破損させる方もいらっしゃいます。)

Q5.  蒔絵も教えてもらえるのか?
A5.  金繕いの仕上げの工程が蒔絵です。破損の状態によって加飾する場合があります。
   またご希望があれば、修復に依らない蒔絵もお教えしています。
   いずれの場合でも日本文化に基づいた文様をご説明致します。

Q6.  修復の依頼を受けてもらえませんか?
A6.  本漆での修復を承っております。
   しかし現在ご依頼多数のため、一時請負いを中止しております。
   再開致しましたら、ホームページでお知らせ致します。

Q7.  直したい器は1点しかないので、その器に関する直し方だけ教えて
   もらうことは可能か?

A7.  カルチャーセンターではグループ学習ということで、カリキュラムに則った
   ご説明をさせて頂いております。
   直したい器に関する説明のみをご希望でしたら、私個人の工房での受講を
   お勧め致します。

Q8.  ガラス、漆器など陶磁器以外の修復も教えてもらえますか?
A8.  カリキュラムの後半でお教えしております。陶磁器の修復が基本になりますので、
   それに慣れて頂いてから着手するようご説明しております。