カテゴリー別アーカイブ: 植物•スケッチ
貝絵 秋春
JEUGIAイオンモール八千代緑が丘教室のTさんの作品を
ご紹介致します。
ハマグリ貝の貝絵です。
金繕いの教室では金箔の扱いを学んで頂く為にハマグリ貝に金箔
を貼るカリキュラムをご用意しています。
ここから更に貝絵にチャレンジされたい方には引き続き、ご指導
しております。
左側の貝には秋(紅葉と松葉)、右側の貝には桜を新うるしの色で
描かれました。
Tさんはご趣味でスーパーリアルの油絵を描かれているそうで、
画題を描くのは難なくこなされているのですが、題材の選び方、
レイアウトの考え方など日本文化に合わせて検討して頂きました。
新うるしで描いて頂くと器としても使用が可能なので、飾るだけで
なく食卓にも華を添えるアイテムになるはずです。
楽しんでお使い頂ければ嬉しいです。
2024年 第1回+第2〜3回 草木染め
2024 第1回 草木染め
藍の生育に成功し、今年初めての草木染め教室を行いました。
ご参加の方の染上がりです。
織りや素材でニュアンスのあるストール生地を生藍染めで染め
られました。
同じ染液で染めたとしても織りや素材で違う色に染まるのが、
面白いと楽しんで頂けたようです。
再度、藍の生育に努めて1か月後に違うメンバーで草木染め教室を
行う予定です。
草木染めに関しては一度に参加出来る人数が多くないので広く募集
は行いません。
既に参加したいとご要望頂いて方を中心にお声がけ致します。
来年夏の話になりますが、参加をご希望の方はお申し付け下さい。
トクサ情報2024.7
トクサは研草とも書き、ヤスリ代わりに使用する道具です。
金繕いでは陶磁器の釉薬を傷めずに欠損を埋めた部分だけ
研磨出来るので大変便利な道具です。
ただ道具としての販売経路が少なく、出来れば自分で育てて
頂きたいところ。
通常、初夏にポット苗が販売されるのですが、時期を過ぎた今、
販売しているところを見つけました。
販売していたのはホームセンター「コーナン」の市川原木店です。
価格の割に苗が小さいのは残念ですが、買いそびれてしまった方
には朗報かもしれません。
道具として使えない「大トクサ」ではなく、「トクサ」ですので、
お求めになりたい方はお早めに!
藍の苗2024
5月に蒔いた蓼藍が丈10cm以上に育ち、プランターに分植
しました。
今はジョウロの水勢に負けてしまうくらいなのですが、第1回
生藍染め大会を計画している7月末までには直径60cm、丈60cm
くらいまでに育ちます。
今年も昨年のように酷暑の予報が出ています。
肥料として牛ふんを投入、水やりの頻度も上げて対処する予定。
頑張ります!
藍の発芽2024
ゴールデンウィークの終わりに蒔いた藍の種が発芽しました。
わずか1mm程度の種から発芽し、高さ60cm、直径60cmもの
大きさの株に成長します。
この葉を使った「生藍染め」の講座を今年も7〜9月末に計画
しています。
生藍の青、ペパーミントグリーンの他、蘇芳で濃いピンク、玉ねぎで
黄色が染められます。
これで3原色が揃うので掛け合わせで緑、オレンジ、くすんだ紫が
染められます。
さらにやしゃぶしで染められるベージュ〜グレーもシックです。
現在、昨年から参加を希望している方を優先にお声がけしています。
あいにく設備の都合で各回3名様しか対応できませんので、ご興味の
ある方はお早めにご連絡頂ければと思います。
2023年 第1回草木染め大会
このブログでもお知らせしていた「草木染め講習会」を
先月25日に行いました。
生藍の青、ペパーミントグリーン。
蘇芳の赤。
玉ねぎの黄色
やしゃぶしのベージュ
これらを重ね合わせることで、さらに色の幅が広がります。
ご参加くださったHさんの作品です。
どの色も綺麗に染まって大満足とおっしゃって頂けました。
画像の左下はじに写っている帯揚げはお母様のもので、茶色のシミが
出来てしまっていたのですが、生藍の青と蘇芳の赤を重ねて紫にした
ところ、全く目立たなくなりました。
真ん中の薄い水色は白生地から染めた帯揚げでお手持ちの帯締めに合う他、
水引の教室で作って下さった帯留にもコーディネートが出来ます。
残念なのがこの災害級の酷暑で藍がすっかり弱ってしまったこと。
習っているピラティスのMidori先生にお育て頂いていたものを急遽頂く
という緊急事態に陥っています。
藍にはマンションのベランダの環境は過酷過ぎたようです。
藍の種を蒔く2023
今年は生藍染めを復活しようとゴールデンウィーク中に藍の
種を蒔きました。
わずか1mm程度の種ですが、これから高さ60cm、直径60cmくらいの
大きな株に育ちます。
とりあえず1つのプランターに11粒蒔きました。
10日ほどで7個芽が出ましたので、種造メーカーの60%保証は達成して
います。
12cmほどの高さに育ったところで6株選定し、プランターに定植する
予定です。
上手くいけば7月下旬には最初の生藍染めが行える予定です。
既にやってみたいという方がおられますので、お声がけして「生藍染め」
大会を行う予定です。
本業ではなくあくまでも趣味の範囲ですが、生藍の他、玉ねぎの黄色の
染色、蘇芳の赤の染色もチャレンジします。
ご興味のある方は参加希望とお知らせ下さい。
トクサ苗の販売2023
金繕いの削りの作業で大切なトクサですが、販売先が少ない為、
ご自身で育てることをお勧めしています。
近隣のホームセンターで販売しているのを見つけましたので、お知らせ
します。
見つけたのは「コーナン 市川原木店(tel 047-329-7981)」です。
ビオトープ向けの植物コーナーに置かれていました。
トクサは販売店によっては道具として使えない南洋種の「大トクサ」と
混ざって販売されている心配がありますが、こちらは日本の種類なので
安心してお求め頂けます。
遠方でご入用の方は店舗にご相談下さい。
配送の相談に乗ってくれると思います。
トクサの刈り取り2023
自宅ベランダで育てているトクサの刈り取りを行いました。
このところの暖かさで新芽が出てきた鉢があった上、寒さ
焼けで赤茶色になっていたのが緑色に戻ってきていたからです。
刈り取ったことがある方はご存知かと思いますが、刈り取り直後の
トクサはかなり水分を含んでいます。
ハサミを入れた瞬間、水がほとばしるくらいです。
ですので私は束ねず平に広げて干しています。
刈り取った後の鉢です。
私は稲刈りのように根本から切っています。
というのもある程度の長さを残したとしても、そこから再び伸びる
ことはなく、新しい場所から新芽が出るからです。
刈り取ったものは1週間も干せば道具となります。
(色は作業に関係ありません。枯れ色にならなくても結構です。)
育てている方は今週末にでもチャレンジしてみては如何でしょうか。