カテゴリー別アーカイブ: 展覧会•イベント

6styles@女子美’83 展

友人の高橋文子さんが参加しているグループ展を拝見して
きました。
高橋さんは刺繍作品を出品しています。

日本刺繍他、様々な分野の刺繍を修めた高橋さんの作品は上品さと
可愛らしさが同居していて、とても魅力的です。

画像は購入させて頂いたブローチですが、帯留に変えられる金具を
使って帯留として使う予定です。

今回、海の生き物をモチーフにしたシリーズも出品されていたのですが
こちらも素敵でした。

もう1点、購入したのが森下和枝さんの、こちらもブローチ。
帯留にしたら面白いかも、と思ったのですが、冬に愛用しているニット帽
が愛想がなかったので付けてみたところ、とても相性がいいではありませんか。
今冬はこの組み合わせで楽しみたいと思います。

秋はいろいろ展覧会のお誘いがあって楽しい季節です。


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斉藤典彦展

友人の日本画家・斉藤佳代さんのご主人である斉藤典彦さんの
東京藝大退任記念の展覧会を拝見してきました。

こちらでは2007年の個展以降の作品を展示。
自然に潜む目に見えない根源的な気配が表されていると評されて
いる大きな作品が拝見出来ます。

私としては床の間の設えのある和室に展示されている正木記念館の
展示が興味深かったです。
そもそも純和室での展示が珍しいですし、照明が抑えられた空間で
見る作品は幻想的でした。

同時に京橋の和田画廊では2000年までの作品が展示されています。
東京藝大の展示品とは作風が違う作品が拝見出来ました。

東京藝大での展示は10日(日)まで。
和田画廊は13日(水)まで。
ご興味がある方は会期末が迫っておりますので、ご注意下さい。

秋は展覧会のお誘いが多い季節でもあります。
インプットの時間として満喫したいと思います。


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文様の格 見逃し配信

10月30日、「文様の格」と題した講習会をNHK文化センター千葉
教室とオンラインで行いました。

1時間半、文様の格とその取り合わせ、文様を検討する際に押さえて
おくべき知識をふんだんに盛り込んでお話ししました。

渾身の内容が11月2日から16日まで見逃し配信でご覧頂けます。
あいにく途中で行ったクイズはご参加頂けませんが、内容は十分お楽しみ
頂けます。

御視聴をどうぞ宜しくお願い致します。


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四田淳三・湯口絵美子 父娘展 雪と薔薇

現在、箱根 芦ノ湖湖畔にある成川美術館で行われている
「四田淳三・湯口絵美子 父娘展」に行ってきました。

荘厳で静謐な雪の塔を描き続けた父・四田淳三さんと娘・
湯口絵美子さんの鮮やかで情熱的なバラの対比が織りなす美の
競演でした。

湯口さんの描くバラは洋花の西洋のエッセンスと日本画の清心さ
が同居する不思議な魅力があります。
このあたりが日本画ファンのみならずバラを描く、もしくはモチーフ
として扱う方の心を捉えて幅広いファンがいらっしゃいます。

箱根観光の際に足を伸ばして頂くと外の喧騒とは隔絶した静かな空間
で作品が堪能出来ます。
芦ノ湖までは難しいという方は来年1月に都内で湯口さんの個展が
予定されておりますので、そちらへどうぞ。


成川美術館から臨む芦ノ湖

父娘展は11月13日までです。


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金繕いから学ぶ 文様の格

「金繕いから学ぶ 文様の格」と題して1日講座を行います。
10月30日水曜日 13:30〜15:00
NHK文化センター千葉教室

近年、金繕いはただ破損を直すだけではなく、蒔絵をプラスして
オリジナリティを求める傾向にあります。
そこで必要になるのが文様に関する知識です。

あまり知られていませんが日本では文様に厳密な格付けがあります。
その知識を踏まえた上で作品に最も相応しい文様を選択すべきでは
ないでしょうか。

この講座では一般の文様辞典にはない知識をご紹介します。
お聞き頂くことで日本文化に対する造詣を深めて頂ければ幸いです。
ご参加をお待ちしております。

教室講座(NHK文化センター千葉教室で受講して頂く)

オンデマンド(リアルタイムでの視聴〜ご都合が良い時に視聴)


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シー陶器・シーグラス 箸置き・アクセサリー作り2024

随分時間が経ってしまったのですが、今年3月に行ったシー陶器・
シーグラスで作るアクセサリー作りのご報告です。


こうして並べてみると、ご参加の皆様それぞれで大変面白い作品が
完成していると思います。

相応の時間がかかる金繕いと違い、1日のワークショップで完成する
のも魅力だと考えています。

とはいえじっくり取り組むのが性に合うので、もう行わない予定?


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2024年 第1回+第2〜3回 草木染め

今年行った草木染め講座の2回目と3回目の様子をお知らせ
します。
全てご参加の方々の作品です。


ピンクの絞り染めがあった帯揚げをやしゃぶしの鉄媒染で渋く


輪ゴムで縛っただけの簡単絞り染め
意図しない柄に染まるのが楽しみ


第2回目の方々 綿や竹の素材もしっかり染まりました


変色してしまった白いブラウスを玉ねぎの鉄媒染で渋く変身



第3回の方々 蘇芳、玉ねぎの鉄媒染で渋くしたものが好評

ご参加の方にはお手持ちのものを染め直して蘇らせて頂いたり、新しい
白生地をお好みの色に染めたりと楽しんで頂きました。

実は2回目までは順調だった藍が記録的な酷暑で枯れてしまって、3回目
にはわずか5gの葉で1回だけという事態に。
来年は涼しくなるという保証はないので、酷暑対策をどうしたものかと
悩んでいます。

とはいえ来年もチャレンジする予定です。


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和敬塾本館見学

目白にある旧細川侯爵邸である和敬塾本館を見学して来ました。



(内部の画像はSNSで公開NGなので、頂いたパンフレット、葉書で)

旧細川侯爵邸は昭和11年、細川護立侯の自邸として建築されました。
イギリスのチューダー・ゴシック様式を基調とする洋風建築ですが、
内部には和室や東洋風のインテリアも併せ持つ自由な折衷様式の華族
邸宅建築です。

細川護立侯自身はわずか9年しか居住出来ず、戦後はオランダに接収
されます。
この時にダイニングルームがシャワー室に、つなぎの和室が壁を立てて
二間に改造されたりしてしまいますが、現在は創建当時に極力近づけて
公開されています。
(貴重な壁材なども触ってOKなのは嬉しい!)

特徴的なのは華麗なインテリアでありながら“もしも”の場合に備えて
各部屋が必ず2方向避難が可能なように設計されていることです。
これは二二六事件の直後に設計された影響ではないかと思われます。

毎年5月から12月の月2回、原則木曜日にあらかじめ申込の上、
見学が出来るようになっています。
案内人の丸山さん(男性)の語り口が軽妙で、1時間20分とは思えない
くらい楽しい見学会でした。

恐らく年内の見学は一杯だと思います。
毎年1月中旬くらいにその年の見学日が公開になりますので、是非
細川護立侯好みの個性的なインテリアを堪能して頂きたいと思い
ます。


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オンデマンド「金繕いの世界」再配信

2020年に行った内容が好評につき再配信になりました。

金繕いの発祥から追う歴史と実際の作業工程をふんだんに画像を
使って説明しています。
特に金繕いを始めたばかりの方や始めてみようという方には
最適な内容になっております。
お申し込みをお待ちしております。

あらかじめHPから登録を行い、支払い決済後30日間視聴可能です。
NHK文化センター千葉


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渺渺展2024

友人の広瀬佐紀子さんが参加している日本画若手作家の集まりによる
展覧会「渺渺展」を拝見してきました。

広瀬さんの作品は山の風景です。


ご覧頂いてお分かりになるかと思いますが、一般的な山岳画と違って
空が狭いのです。
これは広瀬さんが実際に冬山に登山し、厳しい環境の中に身を置いて
写生しているからなのです。

あたかも自分自身がその場にいるような錯覚に陥るくらい心に迫ってくる
自然の美しさ、厳しさを感じます。

「渺渺」とは「広く果てしないさま」という意味を持つそうです。
全く違うスタイルを持つ参加者の共演は毎年拝見していても、新しい
感動があります。

会期は9月1日(日)まで。
JR千駄ヶ谷駅から徒歩5分の佐藤美術館です。
是非実物を会場でご覧下さい。


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