カテゴリー別アーカイブ: 植物•スケッチ
藍 1株枯れる
風の強い日は屋内に取り込むまでの過保護振りで育てていた
今年の藍ですが、1株枯れてしまいました。
突然、次々葉が枯れ始めて、ついにほとんど葉がなくなってしまいました。
この状態は去年と同じ。
また水の遣りすぎで根腐れさせてしまったのかと思っていたところ、
白い虫を発見!
慌ててオルトラン粒状を散布しました。
最初に枯れ始めた株は、全く葉がなくなってしまいましたが、隣の株は
葉裏に白い虫がびっしり付くものの、オルトランの効果で全滅させられ
ました。
この虫をアブラムシだと思い込んでいたのですが「葉裏 白い虫」と
検索して出てきたのが、「コナジラミ」という名前です。
シラミとついていますがカメムシ目の虫で羽があり、どこからともなく
飛来して繁殖するようです。
強い繁殖力で次々成虫になり、宿主を弱らせます。
我が家の藍の場合は、あっという間に枯らせて隣の株、隣のプランターへ
移っていったのが去年の状況だと理解しました。
降雨で葉が濡れる地植えと違い、乾燥しやすいマンションベランダの
プランターではよくある虫害のようです。
100%飛来を防ぐのは無理なので、定期的に効果のある薬剤を散布する
ことにしました。
敵がわかれば対策も打てます。
しかしこれがわかるまでに去年の6株と今年の1株を枯らせてしまった
かと思うと…
自分の観察力の甘さにがっくりきています。
トクサ苗入手 2018
新しくトクサの苗を入手しました。
近隣のDIYショップでビオトープ用の植物として販売されていました。
今回は1株が小さかったので、2株購入しました。
価格は1株 ¥598
小さい割に少々高い感じはします。
同じ場所で販売されていた「大トクサ」です。
削りがあまり捗らないし、1m以上の大きさになってしまうので、
購入はお勧めしません。
上の画像の物と比べて頂くと太いのがお分かりになるかと思います。
販売者側も日本の「トクサ」と「大トクサ」の違いがわかっていない
ことがあるので、径の太さで見分けるのが良いかと思います。
すでに乾燥させたものを販売していますが、心置きなく使うためには
自分で育てるのが一番です。
今くらいの時期に店頭に並びますので、お探しになってみて下さい。
藍 分植完了
連休直後の寒さで発芽が少なかった藍ですが、一番大きく育った物が
15cmを超えたので、分植しました。
3つのプランターに2株づつ+1株の計7株です。
一番大きい物から一番小さい物まで、かなり大きさに開きがあるので、
プランター内で大きさの違いが出過ぎないように組み合わせてみた
ところが今回の工夫点です。
植え替えると一気に成長が早まります。
上手く育てば7月末には1回目の染めが出来るくらいの大きさになる
予定です。
しかしこの梅雨寒です。
どうなることか…
例年より気をつけて大事に育てていきたいと考えています。
藍の種蒔き2018
昨年水はけの悪い土に植えてしまって、あえなく全滅させてしまった
リベンジを誓い、藍の種蒔きをしました。
蒔いた種は17粒。
1週間から10日で発芽する予定です。
ゴマ粒ほどの小さな種ですが、直径50cm、高さも60cmくらいまで
成長します。
発芽率は70%の保証ですが、かなりの高確率で発芽します。
期待大。
トクサ 復活への道
昨年、水はけの悪い土に植えてしまって、根腐れしてしまった
トクサがこのところの暖かさで新芽が出てきました。
慌てて問題の土を除去して、植え替えしました。
掘り返してみて、予想外に根が生きていたことに安心しました。
これなら復活も問題ないかと思います。
2016年に本の制作作業で渇水させてしまい、枯らしてしまった
時には、ほとんど根が残っていませんでした。
それを思えば上々のコンディションです。
初夏になればトクサの苗が園芸店の店頭に出てきますので、空いて
しまった鉢に入れたいと考えています。
トクサは水遣りを欠かさず、ある程度の日差しがあれば土も選ばないし
虫もつかないので、育てやすいと思っていました。
ところが地植えしている方から全く新芽が出て来ないというお話を
聞き、私が知らない何らかの原因があることがわかりました。
何らか情報をお持ちの方は是非お知らせ下さい。
トクサの育て方に悩んでいる方に広めたいと思います。
水仙の花活け
花活けのお稽古で水仙を活けました。
実は水仙の花活けがとても苦手です。
ご存知の方も多いと思いますが、水仙は花と葉を一度解体して
活けます。
その際、葉の向きが勝手に合うように変えるのですが、これが
とても難しいのです。
あまりいじりすぎると葉の状態が悪くなりますので、1〜2回で
決めたいところですが、なかなか上手くいきません。
年に1度、2月にしかお稽古しないのですが、今年は我が家が喪中
なので特別に今月のお稽古になりました。
その分、水仙の花期がまだありますので練習するしかありません。
私は生徒の立場になるというのは、とても意味があることだと
思っています。
慢心した「先生」になってはいけないと言い聞かせています。
藍 全滅
ショックのあまりブログにアップ出来ないでいましたが、
藍が全滅してしまいました(涙)
根腐れでは?と指摘して下さった生徒さんがおられたのですが、
原因はその通りだと思います。
今年の夏の雨が多いという異常気象と、水はけの悪い土がそれを
助長したようです。
プランターに入れた土はヤシの繊維を使ったもので、軽くて底から
土が流れ出ないのでベランダが汚れないという理由で選びました。
しかしこれがいつまでも水を含んでいる状態で、これでは生命力が
ある藍が負けてしまうのも仕方ないと思いました。
知識がないことで藍にはかわいそうなことをしてしまいました。
枯れたり余ったりした葉を取ってあったので、1回くらいは染液が
取れそうです。
それを実験すると思って、と生徒さんに励まして頂きました。
毎年毎年藍から課題が出されているようです。
2017 第2回生藍染め大会
6株のうち3株が具合が悪くなっていましたが、3株の生育が
よく、生藍染めをしました。
今回のチャレンジは綿とシルクのストールです。
太めに見えているのが綿の部分です。
ここは豆汁下地をしないと染まらないので、オーガンジーの
シルク部分のみが染まり、ストライプ模様になるのではないかと
考えました。
結果は想定通りストライプになりました。
特に青に染まる1回目の染液を使ったので、コントラストがはっきり
しています。
これはこれでアリかと思いますが、ミントグリーンに染まる2回目の
染液でコントラストを低くし、ナチュラルな感じもいいかもしれません。
3株しかかなかったので、2回染められればOKと思っていたのですが、
余裕で3回染められました。
余った葉は乾燥させて、9月末に3回目の染めに加えようと思います。
葉の量に余裕があったのは、切り戻しで枝が増えていたこと、具合の
悪い3株分残りの3株の生育が進んだことだとではないかと思います。
3株のうち1株は完全に枯れてしまいましたが、2株は復活の兆しが
あります。
次回に元気に育ってくれるよう、注意して育てたいと思っています。