カテゴリー別アーカイブ: 植物•スケッチ
ローズゼラニウム
虫除けやアロマオイルで知られているローズゼラニウム。
数本頂いた茎が大きく成長しました。
藍のプランターの側に置いています。
虫除け効果がどのくらいあるのかわかりませんが、今年藍に虫が付かない
のは、このローズゼラニウムのお陰と思っています。
伸びすぎてしまった部分は適度に切っているのですが、これを乾燥させると
ポプリになると聞き、室内に吊るしています。
風でなびいたり、触れたりするだけでバラ様の爽やかな香りがします。
癒されます。
第1回生藍染め大会2019
藍が順調に生育しているところ台風来襲で葉が痛みそうだったので、
少々早いですが1回目の生藍染めを行いました。
一昨年成功して味をしめた絹と綿、ビスコースのストールは期待通り絹の部分が
しっかり染まって、ほとんど染まらない綿、ビスコースの部分と巻き方で表情が
出そうです。
その他、先日購入してきた絹の白生地も染めました。
こちらは生地が大きかったので、それぞれ2回染めていますが、ペパー
ミントグリーンの方は色が浅いのでもう1回染めてもいいかもしれません。
藍は最初に出た葉が一番大きく、色も濃いように思います。
それを強風で痛めてしまうのは忍びなかったのです。
また再成長して、上手く行けば8月末にまた染めが行える予定です。
Midori先生式 トクサの育て方
ピラティスを教わっているMidori先生から頂いたトクサの状態が
とても良いので、育て方をお聞きしてみました。
土
培養土でも構いませんが、少し黒土を混ぜて水はけを抑えます。
日当たり
日陰の植物というイメージが強いかと思いますが、日当たりは選びません。
水やり
シダ科の植物なので、とても水を必要とします。
植木鉢で育てる場合は腰水といって鉢の下に水が溜まる受け皿を用意します。
肥料
春から秋の新芽が出る今の時期は、ハイポネックスなどの肥料を適宜与えます。
冬越しして刈り取った後、お礼肥として鶏フンか牛フンと堆肥を株の根から
離れたところに与えます。
これは肥料の効果がトクサにとっては強すぎるからだそうです。
このお礼肥を与えることによって新芽の発育を促します。
植え替え
鉢に根がいっぱいになったら植え替えます。
これは鉢の縁ギリギリにしか新芽が出なくなったりするので、わかります。
鉢から株を抜いたら、細かい根はほぐして落とします。
古い根を落とすことによって、新しい根が育ちます。
Midori先生の話を伺って思ったのが、適切な肥料と植え替えの必要性です。
トクサは虫もつきませんし丈夫な植物ですが、道具としてしっかりした物を
得たいと思ったら適切な処置が必要だということです。
トクサが上手く育たないとお悩みの方に参考になれば幸いです。
ジョウロを買う
今まで使っていたジョウロが割れてきて見た目が悪かったのですが、ようやく
新しいものを購入しました。
左が今まで使っていた小ぶりのもの。
右が今回購入した大型のものです。
約3倍の水が入ります。
メーカーはイギリスのHaws社です。
ブログを書くにあたって調べたところ、1885年設立の老舗でした。
満水でもバランスよく持つことが出来、真鍮製の先端は錦糸のような
シャワーが出ると評される一品です。
プラスチック製でも10年持つという丈夫さ園芸用品としては重要。
(私は20年くらい使っていると思います。)
色はダークな赤とこのグリーンですが、やはり今回も植物と馴染むグリーンを
選択しました。
届いてビックリするくらい大きかったのですが、出る水量が多いので
水遣りが手早く終わるのは何よりです。
頑張って藍とトクサ、育てます!
藍の分植2019
先に種を蒔いた分が10cm程の大きさに成長したので、分植しました。
今はジョウロからの水の勢いに負けてしまうようなひ弱さですが、高さ
60cm、直径60cmもの大きさに成長するので、プランターには2株しか
入れられません。
昨年の失敗を反省して、植え込み時にオルトランというアブラムシなどに
効果がある薬品を散布しました。
10日程後に蒔いた分は全て発芽しましたが、まだまだ小さい状態です。
何とか大きく育って欲しい…今はひたすら願う気持ちです。
トクサ 鉢に植えました
先般、ピラティスのMidori先生に頂いたトクサの苗が落ち着いた
ようなので、鉢に植えました。
昨日は夏のような30度超えの気温になりましたが、今週末には上着が
必要な気温になるようなので、いいタイミングかと思いました。
教わった通り、きちんと培養土に黒土を混ぜました。
鉢の底には深めの皿が敷いてあり、少々浅いですが水が溜まって「腰水」
状態になります。
元々我が家にあった苗も復活してくれるといいのですが。
トクサ復活法
今年の夏の異例の暑さでトクサの元気がないという方が多いのでは
ないでしょうか?
敬愛するピラティスのMidori先生は園芸もお好きということで、トクサの
復活方法を教えて下さいました。
地植えでも鉢植えでも一度土から掘り上げます。
土が散ってしまわないようにポリポットなどに入れます。
バケツにポリポットが浸るくらいの水を入れて、苗を浸します。
画像にある苗はMidori先生のご自宅庭に植えられていたものですが、栄養が
少なかったのか細い芽がたくさん出ていました。
それが掘り上げて水に浸したところ、新芽は立派な太さのものが出ています。
もう少し根が育ったところで鉢植えする予定ですが、土は培養土に黒土を
足すと良いそうです。
黒土は水を保持しますので、水が大好きなトクサには良い環境になるの
です。
もちろん私が失敗した「ベランダ用の土」(ココナッツファイバー含む)は
論外です。
もし全然新芽が出ないなどとお悩みの方は、この方法で根を育てるのが良い
のではないかと思います。
根がダメになっていなければ復活するそうです。
復活したら寒くならないうちに土に植え、水やりを怠らないようにすれば
大丈夫です。
生藍染め大会 2018
度々生育状態が芳しくないとご報告してきた藍ですが、
藤那海工房土曜日クラスの方々と生藍染めを行いました。
正確に言うと元気な株は1株だけだったので、昨年、今年と
枯れてしまった葉を保存していたものがメインでした。
量的には何とか3回分ありました。
実際ミキサーにかけて染液を取ると、いつもの青汁色というより
抹茶色です。
今回豆汁下地をした木綿生地持参の方が多かったのですが、一番良く
染まったのはシルクでした。
画像左上に元の生地が写っているので、差がお分かりになるかと思います。
金糸が際立ってきれいな仕上がりになりました。
布が重かった影響もあるかと思いますが、1回目の染液なのに
ペパーミントグリーンで染め上がっています。
やはり枯れた葉では限界があるのかとわかりました。
残念ながら残った1株も、芽が出た挿し芽も枯れてしまいました。
今年の生藍染めは終了です。
今年の反省をもとに来年以降、再チャレンジします。
藍 挿し芽の仕方
先般コナジラミ襲来で枯らしてしまった藍ですが、挿し芽のために
切ってみました。
最初に取った3本は枯れてしまったのですが、後から取った1本は
根が出てきています。
水を入れたコップに入れて、2日ほどで根が出ました。
時間差で後2本取っているのですが、こちらは根が出る気配なしです。
どうやら元々の株の元気度合いによるようです。
原一菜先生に確認したところ、挿し芽をするなら成長期の7月中が
良いようです。
8月に入ると葉に栄養を蓄えなければならないので、成長点を切るのは
よくないそうです。
実は決意表明にも関わらず、その後藍はどんどん枯れてしまいました。
残るは1株です。
原因は今年の暑さとも言えるのですが、根本的な原因は土にあります。
昨年使った土が水はけが良くなかったので、今年は変えたつもりだったの
ですが、ココナッツファイバーが主原料という意味では同じものでした。
このココナッツファイバーは「軽い」とか「ベランダ用」と表記されて
いる培養土に配合されているようですが、これが水はけが悪く、まるで
保温材のように暑さを取り込んでしまうのです。
これを藤那海工房の金繕い教室に来て下さっている方からお聞きし、慌てて
藍を植え替えたのですが、時すでに遅し。
ビオトープにも使えるトクサですら根腐れのような状態になりつつあるので、
早急に土を入れ替えなければと考えています。
本来トクサは7〜8月の盛夏には植え替えに適さないのですが、そうも
言っていられないようです。
土の件を教えて下さった方が「昔からのものが一番良い」とおっしゃって
いましたが、これが真髄だと思います。
金繕いにも通じるお話に心底納得しました。
白生地の買い出し 2018
高田馬場にある染色材料店・誠和さんに白生地の買い出しに
行ってきました。
7〜8月はセール期間ということで、ストールの生地がお安くなって
いました。
面白くなるのではと思い、買ってきたのが上の画像の物です。
全体に横糸がシルクなのですが、右側の縦糸が木綿なので、豆汁
下地をしなければ全く染まらないはずです。
太く縦と横に所々入っているのがビスコース。
太い繭状に入っているのは木綿です。
こちらも全く染まらないので、1枚のストールで色々な表情が
楽しめる物になる予定です。
1株枯れてしまった藍ですが、これ以上虫害にはあわないぞという
決意表明の白生地買い出しです。
成田先生から挿し芽で増やす方法があるのでは?というアドバイスを
もらったので、時期を見てチャレンジしようと思います。
上手くいけば失った1株分復活です。