カテゴリー別アーカイブ: 植物•スケッチ

トクサ育つ2020

今年のトクサは元気に育っています。

手前の2鉢は昨年、ピラティスのMidori先生に頂いた苗が太くてしっかり
した芽を出しています。
奥のバケツに入った苗は他の方から頂いた苗がやはり大きく育っています。

それぞれたくさん新芽を出して、全体で見ると畑のようにすら見えてきます。

昨年もこのくらい順調に育っていたものが、夏の暑さで枯れてしまいました。
ですので梅雨明け前に北側のベランダに移動しようと考えています。

このコロナ禍で自宅マンションの大規模改修日程が全く不明になってしまって、
トクサ達の行方も見えていません。
とりあえず良い生育をすることに集中しようと思います。


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突然!生藍染め2020

今年は諦めていた生藍染めが出来ました!
ピラティスを教えて頂いているMidori 先生のおかげです。

実は昨年育てていた藍からこぼれ種で昨年末に発芽してしまいました。
その苗を処分してしまうのは忍びなく、Midori先生に育てて頂いたのです。

先生が地植えで大きく育てたところで、ちゃっかり葉を頂き、生藍染めが
出来たという訳です。

生藍染めは藍自体の生育状況で色の濃さが変わります。
地植えのパワーとMidori先生の愛情で素晴らしく綺麗な色に染め上がりました。

今年の目標は赤系の色が染められるようになることです。
玉ねぎの皮の黄色と合わせて3原色が染められると、紫、オレンジが出来ます。
昨年の緑と合わせると、ぐっとバリエーションが増えます。

今回染めたものは紫のベースとするつもりです。
作業は8月のお盆に行う予定。

Midori先生ありがとうございました!


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スケッチ散歩

巣ごもり生活は楽しかったのですが、運動不足は大きな問題でした。
前にブログで書いたように、食料品買い出しの際、なるべく歩くように
していたのですが、さらに行っていたのがスケッチです。

小さなメモ帳とボールペンを持参。

散歩していて道端で花を見つけるとスケッチしていました。

花は綺麗な時期があるので、次のチャンスはないかもしれないと思うと
一期一会という気がします。
道を間違えて偶然見つけたとか、時期を外してもう花が終わっていたとか
ダメだと思っていたら別の場所で見つけたとか、いろいろな出会いが
ありました。

ところでスケッチなのにボールペン?と思われた方もおられると思います。
これは師匠の原一菜先生の教えで、蒔絵で描く時の為に一気に描く練習
でもあるのです。

鉛筆のように中心線を描いたりしてアタリが取れないので、手前の物から
計画的に描くというコツが要ります。
またバランスも把握しながら描かなければなりません。

円山応挙は写生を重要視した画家として知られています。
完成した作品の魅力は写生で培われたものが支えていると思うと、スケッチの
大切さを感じずにはいられません。

 


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藍の花の終わり2019

10月の中下旬に生藍染めを行なった藍はすでに花期を終えつつあります。


1年草の藍はこの後、種をつけて枯れて行きます。
今なら後1回くらい染められそうと欲が出つつも、藍の終わりを見つめる
つもりです。
半年以上の間、毎日水やりをしていたのも、そろそろ卒業と思うと感慨
深いです。

ここ数年の失敗から生育に成功し、個展での敷き布が染められるなど、今年は
本当に大きな成果を得ました。
感謝、感謝です。


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第4回生藍染め大会2019

先日残った藍の葉で今年最後の生藍染めを行いました。
来年、赤系の色を重ねて紫色を染める為の実験です。

画像の布はピンク色の絹端切れを頂いたので、それに生藍染めを重ねて
みたものです。
なんとなくピンクが感じられる程度で、生藍の方が勝っています。

「藍下」という言葉があるそうで、それは藍が隠蔽力の強い染料である
ことから先に染めておかなければならないという意味なのです。

ピンク色の端切れが青色になってしまったのも道理で、紫色を染める
為には藍が先ということになります。

最後の生藍染めで青色に染めた生地を用意出来ました。
これで次は赤系の色を重ねて紫色を目指します。


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第3回生藍染め大会2019

今年3回目の生藍染めを行いました。

1年草の藍はそろそろ終わりを迎える時期になっています。
本来は9月末に染められるコンディションだったのを、個展の関係で
今日まで延びてしまっていました。
かなり葉の状態が良くなかったのですが、右の青は良く染まっています。
左側は1回目の染めで色が浅かったのを、さらに染め重ねました。

今年の生藍染めは個展の際に使う敷き布を染める目的で行っていました。
狙い通り先般の玉ねぎ+生藍青で緑色に染まった分も含めて、大活躍
してくれました。
個展をサポートして下さった方から、自然の草木染めなので違う色でも
とても合っていると指摘がありました。
全くその通りで、自然の力を再認識しました。

もう1回分くらい染められそうなので、近日また行う予定です。
これらは来年、赤系の色を重ねて紫色が染められないかとチャレンジする分
です。
きっとこれも今までの色と合う色になるはずです。


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鮮やかな緑に

先週、玉ねぎ染めで鮮やかな黄色に染まった布に生藍染めを重ねて
みました。

目にも鮮やかな緑色に染まりました。
画像奥にあるのが生藍染めの1染目で青色に染まったものです。
比較して頂くと色の違いがわかるかと思います。

実は玉ねぎ染めの段階で原一菜先生に相談したところ、玉ねぎ染めは
強いので、生藍染めが負けるのではないかと言われていました。
惨敗覚悟で染めてみたところ、このような嬉しい結果になったのです。

これで赤系が染められるようになれば、紫色を得ることも夢ではなくなり
ました。


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玉ねぎ染め やってみた

昨年からせっせと溜めた玉ねぎの皮で染めてみました。
まずはお鍋で水に浸しておきます。

今回は焼きミョウバンを使ってアルミ媒染にしますが、鍋はニュートラルに
ステンレスかホーロー鍋にする必要があります。

その後、煮ます。
煮立ってから30分煮続けてみました。

焼きミョウバンです。
ミョウバンより効果が高いそうです。
染めたい色、量によって投入する分量が変わります。

ザルで皮を漉し、お湯で溶いた焼きミョウバンを投入。
原一菜先生直伝の同時媒染です。

布を入れて染めムラが出来ないように攪拌しますが、熱いので大変です。
染色道具で熱に耐える手袋があるのですが、やはりこれを購入しておけば
よかったと後悔。

好みの色になったところで染液から取り出し、水洗いします。
想定より濃く染まって、若干ウコン染めみたいです。
これは玉ねぎの皮の量が多かったせいではないかと思われます。
大雑把に計量せず始めてしまいました。

1週間陰干しします。

このままの色もありかとは思いますが、来週生藍染めを重ねる予定
です。
生藍だけでは出せない緑が染められるはず…
金繕いと違い、やり直しが効かないのでチャレンジですね。


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藍 順調2019

7月末に1回目の生藍染めを行った藍ですが、順調に再成長しています。

少し切りすぎてしまった2株が小さいのですが、他の株は切ってしまう前に
戻った感じすらあります。

葉が紺色になっている部分がありますが、これは強い風に煽られて傷ついて
しまったところです。
ダブル台風とかトリプル台風とか、立て続けの台風襲来で仕方がないと思います。

失敗してしまった過去2年と大きく変えたのは土です。
(他に虫害対策にオルトランの定期散布も行なっています。)
梅雨明けしてからが勝負かと思っていたのですが、このように順調だと原因は土
だったと断言してもいいかと思います。

安定して藍が育てられれば制作の見通しも立てられます。
今年はそういう意味でもいい実験になりそうです。


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トクサの植え替え2019.夏

ピラティスを習っているMidori先生からトクサの苗を追加で頂戴していました。
これを大きく育てるには植え替えが必要ということで、実行してみました。

親の親という株なのですが、糸トクサのような細い新芽しか出ていません。

鉢底石を入れて、花でも野菜でも何でもOKの培養土と水はけを抑える黒土を
入れました。
表面のサラサラした土が黒土です。
全体の1割ほど入れました。

細かい根は落としてしまい、元の太い根だけ残します。

育ちつつあった苔を表面に植えて、植え替え完了です。
先に頂いた苗同様、大きく育ってくれることを願っています。


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