カテゴリー別アーカイブ: 植物•スケッチ
藍の種まき 2014
昨年生藍染めは燃焼し尽くしたと思っていたのですが、飾り座布団を
つくる生地を染めてみたくなってしまい、今年も藍を育てるところ
から始めてみました。
昨年育てた藍の種をつけた穂先です。
藍の種は翌年しか発芽しません。
ここから種を採取しました。
昨年蒔いたのは、種苗メーカーの発売している種を分けて頂いたもの
でした。
それに比べて自家製の種は、少々小さいように思います。
発芽率が心配なので、多めにプランターに蒔きました。
この5月の気持ちのよい気候にのって、たくさん発芽してくれるのを
祈ります。
ウッドパネル購入してみました
ベランダで鉢植え栽培しているトクサの暑さ対策に、ウッドパネルを
購入してみました。
本来はベランダに敷き詰めるパネルだと思うのですが、鉢の下に
置いてみました。
コンクリートから直接熱が伝わらなければ、昨夏のような事態は
回避出来るのではないかと期待しています。
夏まで間がありますのでまだ鉢は日向に置いていますが、暑くなって
きたらパネルごと直射日光が当たりにくい場所に移動する予定です。
今のところトクサは元気良く新芽を出しています。
頑張れ!
花材 ホオノキ
先日のお稽古で初めて扱ったのが「ホオノキ」です。
モクレン科で同じような大きい白い花を咲かせます。
お稽古したのは新芽の状態の枝です。
葉は一枚一枚薄皮にくるまれており、内側の黄緑と裏側の銀色が
とても美しいのです。
朴葉味噌とはこのホオノキの葉が大きくなったところを使用したもので、
独特の芳香を生かした食材です。
花材としては葉の部分が簡単に落ちてしまうので一般に扱われることが
少ないそうで、貴重なお稽古が出来ました。
まだまだの腕前なのでアップできませんが、これに白菊とアリストロメリアを
合わせています。
ホオノキの葉が開いていくのに合わせて白菊の丈を低くし、留の花も変えて
いく予定です。
トクサとツクシ
昨日に引き続きトクサの話題です。
トクサとツクシは、同じトクサ科の植物です。
節の間にハカマがあるところに両者の共通点が見て取れます。
同様にスギナも、トクサ科になる訳です。
こちらも節々にハカマがあるのがトクサと共通項です。
いずれも地下茎で繁殖するので、庭に植えると思わぬところまで伸びて
しまい、困ったことになってしまうのです。
ですのでトクサを地植えする場合には、広がらないように囲いをするか、
鉢ごと植えるか、何らかの対策をオススメ致します。
ツクシは春の季語になっています。
見つけると楽しい気分になりますね。
トクサ大量に頂きました
昨夏の暑さでトクサが不作だったところに、諸方からトクサを
ご提供頂いて、何とか皆様にお分け出来ています。
今日はNHK文化センター千葉教室で受講中の方から、大量に
頂きました。
処分されるところに通りかかって、もらって下さったそうです。
トクサは繁殖してしまうので処分されてしまうのだと思うのですが、
こちらにとっては大切な道具なので“もったいない”ですね。
庭にあるという方は是非活用下さい。
新芽ではなく、ひと冬越した物を根元から切り、1週間干せば道具に
なります。
本日の画題 黄色のチューリップ
このところ花活けのお稽古は、松に花を合わせるというのを
続けています。
この間まで赤いチューリップを合わせて活けていたのですが、
これを黄色に活け替えようと購入してきました。
チューリップの花はシンプルな形をふっくらと描くのがポイントですが、
実は茎が一番難しいのです。
太い茎をしっかりと平行線で描くのはもちろん、葉に隠れて途切れても
つながっているのを描くのが難しいところです。
さて明日これを松と合わせて活けてみます。
意外な組み合わせと思われるかもしれませんが、存在感がある松と
合わせるとモダンな花活けになります。
ひねりのある茎を上手く活かせたらいいなと思っています。
トクサ 新芽が出ました
桜の満開までもう少しという今日、自宅で育てているトクサが
新芽を出しているのに気がつきました。
12月に根元から切った昨年のものの間から、新芽がでています。
よく質問を頂くのが、切ったものが翌春にまた伸びるのか?ということです。
画像を見てお分かり頂けるかと思いますが、切ってしまったものは再び
伸びることはなく、いずれ枯れてしまいます。
新芽は新しい場所から出て、伸びていくのです。
今年の夏の暑さはまだわかりませんが、鉢の下にすのこを敷くなど
暑さ対策を考えなければと思っております。
(自宅はマンションなので、コンクリートのベランダに鉢植えを
置いています。)