カテゴリー別アーカイブ: 植物•スケッチ
藍 成長中
あまり良くない状態で植え替えした藍ですが、期待通り成長を
しています。
植え替えした当初は下葉が枯れてしまって、先の方にしか葉がない
状態でしたが、脇芽がどんどん出てきています。
出来れば昨年同様8月下旬には最初の染めを行いたいと考えて
います。
あと2ヶ月弱、どこまで成長してくれるでしょうか?
トクサ 枯れる理由
地植えしたトクサが枯れてしまったと、ご相談を受けました。
以前のブログに書きましたように、トクサはシダ植物です。
その為とても水を必要とします。
お寺などで日影に植えられていることが多く、日照は不必要の
イメージがありますが、真夏の直射さえ避けられれば生育に日照は
あまり関係ありません。
ですので枯れたということは、水不足の可能性が高いのです。
晩秋から早春の間は、それほど水やりに神経質になる必要は
ありませんが、新芽が出て暑さがある間は頻繁に水やりをする
必要があります。
私は自宅マンションのベランダで鉢植えにして育てています。
鉢の下に皿を敷いて、そこに水が溜まるくらいにしています。
普通の植物でしたら、根腐れしてしまうような状態ですが、
トクサは大丈夫なのです。
水管理の目安にしているのが、トクサと同居している苔です。
苔が元気ならば、トクサにとってもご機嫌な環境なのです。
インスタグラム「kintsukuroi shiratori」
花材 フトイ
先日の花活けのお稽古で使ったのが「フトイ」です。
カヤツリグサ科の水生植物です。
穂先のついている茎は束にして量感を出します。
切って残った茎も束にして入れていきますが、綺麗に切りそろえた
茎がモダンで、彫刻作品のようになるのが魅力です。
藍の株分け
5月に種蒔きした藍が高さ20cm程度になり、植え替え可能な
大きさになりました。
そこで株を選んで、大きなプランターに植え替えをしました。
最終的に高さ60cm、直径60cmと大きくなりますので、50cm程度の
プランターでは2株が精一杯です。
残った苗は、原一菜(いちな)先生に貰って頂きました。
昨年同様、また先生の作品となることでしょう。
今年の反省は、この大きさにするまでのプランターの土を
少なめにしてしまったこと。
どうせ植え替えるからと節約したつもりだったのですが、藍に
とっては過酷だったようです。
今年の5〜6月のおかしな天候についていくのを難しくして
しまったようで、下葉が枯れてしまいました。
葉の緑色も淡いようです。
しかしもともと強い植物なので、これからの挽回を期待しています。
本日の画題 ホワイトジュエル
本日の画題は「ホワイトジュエル」です。
少々動きのある茎と、繊細な感じの葉。
クレマチスの種類というのが、花の芯をみてわかりました。
蕾には産毛があって、綿がついているように見えます。
花持ちもいいそうで、この季節の花活けとしてはよい材料なのだ
そうです。
今、柔らかい物と硬い物を描き分けるのが課題なのですが、この
花はその練習に最適でした。
藍 遅れて発芽 2014
60%の発芽率で芽を出したとブログに書いた今年の藍ですが、
種を蒔いて20日後、さらに発芽したのです。
標準的な発芽日数は7〜14日といいますから、それを越えた日数で
発芽したのです。
「決めつけはいけない。」という教訓を得たようです。
この遅れた発芽で、発芽率は70%となりました。
先に発芽した芽がどんどん大きくなっているのに対し、この小さい芽が
どこまで頑張るのか見守りたいと思います。
藍 順調に生育中 2014
発芽した藍は、順調に生育しています。
先日のブログで、発芽率が60%と書きました。
市販の種は保証発芽率というのがあるそうで、これが80%だと言います。
それからすると自家製の種が60%というのは、まずまずのようです。
今後はもう少し大きく育ったところで、株を選んで大きいプランターに
移植します。
あとは水やりとアブラムシに注意して、8月下旬には第1回目の生藍染めが
出来る予定です。
花材 ヤマボウシ
先日の花活のお稽古で使ったのが、ヤマボウシです。
初夏の5〜7月に花(総苞)を咲かせます。
同じミズキ科の「ハナミズキ」は、とても良く似た花(総苞)を
咲かせますが、花期としては少し前の4〜5月です。
ヤマボウシは楚々とした魅力がありますが、これは日本自生種だから
なのでしょうか。
私は北アメリカの原産のハナミズキより好きです。
今回の花活では、このヤマボウシにカラーとデルフィニウムを合わせて
壷に生けています。
緑に白、ブルーの爽やかな初夏の花活になりました。
藍 続々発芽 2014
先週の一つ目の発芽以降、続々発芽しました。
現在蒔いた種に対しての発芽率は、60%です。
藍は1株が直径60cm、高さ60cmとかなりの大きさになるので、ベランダで
育てられる株数としては、もう必要十分なのです。
しかし蒔いた以上、出来るだけ発芽して欲しいと思ってしまうのは
欲張りでしょうか?