カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景
暮らしの手帖の思い出
仕事上の都合があって久しぶりに「暮らしの手帖」を入手しました。
ある程度の年齢の方には馴染みのある雑誌かと思います。
暮らしの手帖は実家の母が定期購読していて、子供の頃はダイニングテーブル
に置かれた最新号を何気なく眺めていました。
内容が主婦向けなので小学生の私にとっては縁遠い話ばかりでしたが、興味
を持ったのが紙面のデザインです。
これが稀代の編集者、花森安治によるものだと認識したのは数年前の朝ドラ
がきっかけでした。
それまで何となく特別な方らしいとしかわかっていなかったので、随分と
遅い気づきではありましたが。
現在の紙面も当時のエッセンスが残っています。
今で言う「昭和レトロ」なのかもしれませんが、独特の温かみのある挿絵、
ロゴは永遠の良さを感じます。
虹 2021
今日、激しい雨の後に出た虹をご覧になった方も多いと思います。
ユーカリが丘の教室から最寄りの駅に着いた時、大きな虹を見ました。
こんなに大きくはっきりした虹を見たのは初めてです。
先日の地震といい自然は時に過酷な試練をもたらしますが、今日の
虹を見たら素直に素晴らしいと感じます。
少しずつでも皆様にとって良い1日が訪れることを願ってやみません。
ヤシャブシ
先日、花生けのお稽古で「ヤシャブシ」を使いました。
ヤシャブシはカバノキ科ハンノキ属の落葉高木ですが、果穂がクリスマス
リースに使われているので、そちらの方がご記憶にあるかと思います。
この果穂は頻繁ではありませんが金繕いに使用する場合があります。
どう使うのか興味のある方は教室でご質問下さい。
花生けで使用した枝ですが、小さい果穂に見える部分は今後花芽になると
聞いたので保存しています。
しかし花粉症の原因になるとの情報を得たので、花穂が開くのは避けた方が
良さそうです。
トクサの寒さ焼け
自宅で栽培しているトクサですが、しっかり寒さに当てて硬くしようと
今年はまだ刈らずにいます。
それが寒さに当たって赤茶色に変色してきました。
これは枯れた訳ではないので、刈らずに春を迎えるとまた緑色に戻ります。
心配されている方はどうぞご安心下さい。
さいたまスーパーアリーナ
よみうりカルチャーセンター大宮教室閉校に伴い、教室がさいたま
スーパーアリーナ内のNHK文化センターさいたまアリーナ校に
移動しました。
アリーナの中にカルチャーセンター?と思われると思いますが、正確
には隣接した建屋の中にあります。
来月、教室内部をご紹介したいと思いますが、スペースはゆったりとして
おり、感染症対策もしっかりされています。
当座はよみうりカルチャーセンターから移動して下さった方で講習
しますが、4月期から新規募集を行います。
2月末から受付開始になると思いますので、大宮付近で金繕いを習って
みたいとお考えの方の応募をお待ちしております。
恐るべし
以前、プラモデル製作道具でお箸の塗り直しに便利なものがある
と生徒さんが持参なさったものをご紹介しました。
先日、ダイソーで同様のものを見つけたので、お知らせします。
名称は「塗装ベース」です。
プラモデル製作道具と同様、巻きダンが詰め込まれていて、お箸の塗り
直しなどに活用出来ます。
私もやってみたいと思っている作業に使えそうなので、購入してみました。
ダイソーは機を見るに敏で、このような商品化の素早さには驚きがあります。
その分、廃番も早いので、これはと思うものは購入しておくのがいいように
思います。
こちらも使えそうと思われましたら、お早めに!
黒豆の思い出
料理は得意とは言えないので、おせち料理も限定して作っています。
その中でも必須なのが黒豆です。
何故かというと亡くなった義理の母が美味しいと褒めてくれたから
なのです。
義母は黒豆が上手に煮ることが出来るなら他の料理も大丈夫だろうと
推察したようですが、何にせよ褒められたのは嬉しい記憶となりました。
今年も甘さ抑えめで大人な黒豆が煮上がりました。
今日は緊急事態宣言が再発出されるとのニュースが駆け巡りました。
現在のところ、各カルチャーセンターから休みになるとは連絡が入って
おりません。
自宅で行なっている金繕いの教室も予定通り行うつもりでいます。
ただご不安に思う気持ちは尊重したいと考えております。
ご自身のお考えに従って教室にお越し下さい。
屠蘇2021
昨年末の講座で調合した屠蘇を正月三が日に頂きました。
甘党の私はみりんで抽出するのが定番です。
しっかり3種類の味を堪能しました。
講座にご参加の皆様も楽しんで頂けたでしょうか?
感想をお聞かせ下さい。
あけましておめでとうございます2021
新しい年が始まりました。
今年最初の願いは何と言っても新型コロナウィルスの収束です。
昨年末から今までにない仕事のご依頼を頂いています。
現在、金繕いのご依頼は私自身が存じ上げている方か、間に紹介者の方がある
方からのご依頼に限ってお受けしております。
その他のご依頼は基本的にお断りすることなくお受けするようにしています。
新しいご依頼はどんな形になったにせよ必ず学びがあります。
難しいと思えることでも乗り越えることで対応力がつきます。
依然、新型コロナウィルスに対して世界は厳しい状況にあります。
しかし愚直に感染対策を行うことと、前向きに仕事に取り組む姿勢は忘れない
ようにしたいと思います。