カテゴリー別アーカイブ: 展覧会•イベント
藍の種を蒔く2023
今年は生藍染めを復活しようとゴールデンウィーク中に藍の
種を蒔きました。
わずか1mm程度の種ですが、これから高さ60cm、直径60cmくらいの
大きな株に育ちます。
とりあえず1つのプランターに11粒蒔きました。
10日ほどで7個芽が出ましたので、種造メーカーの60%保証は達成して
います。
12cmほどの高さに育ったところで6株選定し、プランターに定植する
予定です。
上手くいけば7月下旬には最初の生藍染めが行える予定です。
既にやってみたいという方がおられますので、お声がけして「生藍染め」
大会を行う予定です。
本業ではなくあくまでも趣味の範囲ですが、生藍の他、玉ねぎの黄色の
染色、蘇芳の赤の染色もチャレンジします。
ご興味のある方は参加希望とお知らせ下さい。
安宅コレクション名品選101
現在、泉屋博古館東京で行われている「安宅コレクション名品選
101」に出かけてきました。
器がお好きな方ならご存知の大阪市東洋陶磁美術館に所蔵されている
安宅コレクションが美術館の改修工事に伴い東京にやってきました。
コレクションは実業家の安宅英一氏(1901-1994)が会社事業の一環として
収集したものです。
会社の経営破綻で散逸の危機にあったものが住友グループを介して
大阪市に寄贈されました。
内容は中国陶磁、韓国陶磁に分類されます。
タイプの違う分野にも関わらず一貫して「静謐」ともいうべき緊張感ある
美しさに貫かれています。
いわゆる実業家によって集められたコレクションはいくつか拝見して
きましたが安宅コレクションほど収集した方の「眼」を感じるものは
ありません。
展示されているもののクオリティーも大変高いです。
一見の価値大。
お出かけになるのをお勧め致します。
会期は5月21日日曜日まで。
会場はさほど混んではおりません。
横浜山手西洋館 世界のクリスマス2022
例年ご紹介している横浜山手西洋館のイベント・世界のクリスマス
ですが会期の初め頃に会社員時代の同僚を案内して行っていたにも
関わらず、ご紹介していませんでした。
年内にブログに掲載して心残りのないようにしたいと思います。
今回私が気に入ったのは「ベーリック・ホール」と「外交官の家」
でした。
いずれも装飾が充実しており、見応えがありました。
週末に見学に行ったのは初めてだったのですが、感染対策のために
会場内に滞在している見学者の人数を制限していて、人が入らない
画像を撮影するのも難しくありませんでした。
人の流れを良くするために私が皮肉を込めて「クローズアップさん」と
呼んでいる接写に夢中になるあまり備品の入ったバッグを会場に置きっ
ぱなしにし、同じ場所を占拠し続けるカメラマニアの方への対応も
厳しくなっています。
今年はご紹介が遅くなってしまいましたが、来年の6月には「花と器」
という西洋館が華やかに装飾されるイベントが待っています。
イベント時の西洋館の雰囲気は格別です。
神戸の西洋館と違い横浜市が管理することによって商業主義が排除されて
洋館本来の姿が堪能出来ます。
ぜひお出かけ下さい。
祝!ギネス記録
11月末、タナカヒロカズさんが178名様集まり、ギネス世界記録になった
という心温まる話題に接した方がおられると思います。
私もこの記録樹立のためのクラウドファウンディングに賛同し、この度
返礼品が届きました。
メンバーの「渋谷のタナカヒロカズさん」デザインのTシャツです。
彼らしいシンプルで美しいデザインです。
実は「渋谷のタナカヒロカズさん」とは会社員時代の先輩(私)後輩
(タナカヒロカズさん 以下 田中君と称します)の間柄です。
彼とは同じ商品を担当しただけでなく、会社創立の記念フェアで苦楽を
共にするなど浅からぬ縁があります。
それぞれの事情で会社から離れてしまったのですが、田中君が同姓同名
の人を探しているとTBSの深夜番組に出演しているのを偶然見て、旧交を
温めることになりました。
その後、田中君にホームページの立ち上げからIT方面のサポートをして
頂いています。
私が夢のまた夢と思っていた自宅での教室開設から本の出版、個展の開催
を現実に出来たのは田中君のサポートなしではあり得ません。
まさに日本中のタナカヒロカズさん、いえ世界中のタナカヒロカズさんに
足を向けて寝られないのです。
タナカヒロカズ運動は唯一、名前が一緒という点で集まった方々で、それぞれ
血縁関係、仕事関係ではありません。
それがとても楽しそうなのが見ている側の私達にも伝わります。
きっと私が知っている田中君と皆様同じように人と人の繋がりを大事にする
穏やかな方達なのではないかと想像しています。
この度のギネス世界記録達成おめでとうございます。
今後もほっこりする話題を提供してくださる事を楽しみにしております。
静嘉堂文庫@丸の内
現在「響きあう名宝−曜変・琳派のかがやき−」展を見てきました。
従来の世田谷にあった美術館は交通の便がいいとは言い難かったの
ですが、丸の内・明治生命館に移ったことで格段に見学がしやすく
なりました。
今回は柿落としということで展示品も国宝の「曜変天目茶碗」はもちろんの
こと、とても力の入った内容になっています。
金繕いをされる方に特に見て頂きたいのが「付藻茄子」「松本茄子」という
2点の茶入です。
これは講演会・オンライン講座でもお話ししていますが、総体繕いの最高
傑作です。
大阪城落城の際に破片として拾い上げられたものが、見事に往時の姿に
繕われています。
会場にX線画像が展示されていますので、是非その超絶技巧を直に見て
頂きたいと思います。
昭和の建造物で初めて重要文化財に指定された明治生命館の2層吹き抜け
のホワイエを中心に展示室が配置された新しい美術館は1時間で十分
見学出来る無理のない点数に抑えられています。
時節柄、事前予約をした方がいいかと思いますが、会場の混雑もなく、比較的
ゆったりと見学出来ます。
会期は12月18日日曜日まで。
柚木沙弥郎の100年
女子美アートミュージアムで行われている「柚木沙弥郎の100年」
展に出かけてきました。
今秋100歳を迎えられた染色家・教育者・デザイナーである柚木沙弥郎さんの
展覧会です。
芹沢銈介氏の型染カレンダーに感銘を受けて染色家の道に入られた柚木沙弥郎
さんの作風は民藝から近年はモダンデザインへと昇華しています。
私の中で民藝=野暮ったいイメージを払拭するには?というのが一つのテーマ
なのですが、柚木沙弥郎さんの変遷はまさにその解答でもあります。
今回の展覧会は50年近く教鞭をとられた女子美での展覧会だけあって、生徒たち
との交流の様子や女子美で取り組まれた幅広の注染染めが取り上げられています。
特に感銘を受けたのが先生と生徒の間のコミュニケーションツールであった制作
ノートです。
単に技法の指導だけでなく制作者としての心を伝えるものでもありました。
その内容は学生にとって「魔法のことば」として伝わり、今も宝物のようにノート
を大切に保管している卒業生が多くおられるとか。
作風から温かい人柄の方であろうと想像はしていたのですが、作品の評価会では
決して生徒を叱ることなく、失敗からも個性や可能性を見つけられたそうです。
私も教えるという意味では同じ立場です。
柚木先生のご様子に近づきたいと感じました。
展覧会は10月17日月曜日までと終了が迫っています。
来年1月13日から4月2日まで目黒区駒場にある日本民藝館でも展覧会が予定
されています。
こちらもお見逃しなく!
IROASOBI
学生時代の同級生であるPAKICOさんのさをり織りの個展に出かけて
きました。
「さをり」とは自分の感じるままに、好きに好きに織る手織りだ
そうで、PAKICOさんは5年前から始めたそうです。
本業はプロダクトデザイナーなのですが、流石の色彩感覚です。
会場は美しい色で満たされていました。
会場のcafe gallery Nは軽食、デザートも美味しいお店です。
私も自家製プリンを頂きましたが懐かしい感じのプリンでもちろん美味
でした。
会期は今月30日日曜日まで。
週末の木・金・土・日のみの開催です。
12:00〜19:00
セット作りました
9月7日水曜日に開催予定の「金継ぎ技法で作る箸置き・アクセサリー
作り」のイベント向けにセットを作りました。
これをそのまま使われてもいいですし、一部をお好みのパーツに
入れ替えても構わない簡単セットです。
特に初めて参加する方はパーツ選びに迷ってしまうかもしれません。
個数に限りがありますが、ご検討下さい。
イベントは
9月7日(水) 10:00〜12:00/13:00〜15:00
お問い合わせ&お申し込みはトライラボさんまで。
070-5569-7908
金繕いの世界 講習会終了しました
昨日、NHK学園市川オープンスクールで行った「金繕いの世界
〜愛着のある器を甦らせる〜」という講習会が終了しました。
この講習会は前半で金繕いの歴史から実際の作業がどんなものなのか
画像をふんだんに使ってご説明した後、お手元の直したい器が金繕いが
可能なのか判定し、小皿に蒔絵体験もして頂けるものです。
今回は従来から行なっている桜の花びらの蒔絵に加え、流水紋の置き目の
選択もご用意しました。
桜の花びらにしろ、置き目にしろ、制作される方によって全く違う作品
が出来上がります。
ご説明する側としても楽しみにしているところです。
金繕いの世界と題して歴史を説明する講演会はオンラインを含めて時々
行なっています。
実際の講座ではなかなかお話できない内容なので、機会がありましたら
是非ご参加頂ければと考えております。
講習会「金繕いの世界」
NHK学園市川オープンスクールで「金繕いの世界〜愛着のある
器を甦らせる〜」と題して講習会を行います。
まず金繕いの歴史についてご説明した後、実際の作業について
画像をふんだんに使って解説します。
その後、金繕いの仕上げになる蒔絵体験を行って頂きます。
今回は「桜の花びら」か気軽に取り組める写し絵の「流水紋の置き目」
の選択制です。
お手元の破損した器をお持ち頂ければ、金繕いで修復可能かどうかの
判定も致します。
メディアで話題になっている金繕い(金継ぎ)とはどんなものなのか
覗いてみたいという方には最適な内容です。
ご検討を宜しくお願いします。
7月29日(金) 10:00〜12:00
残席はわずか1席です。お早めにお申し込み下さい!