カテゴリー別アーカイブ: 展覧会•イベント
またまたシー陶器・シーガラス
シー陶器とシーガラスで作るアクセサリー作りはもうやりませんと
言っておいて、実はこっそりとやっております。
(ここまで来ると、ほとんど止める止める詐欺ですね。)
今回はNHK文化センターさいたまアリーナ教室で行った分です。
手仕事がお好きなお二人の作品です。
改めて画像で見ると、色、柄の選択が良く、綺麗にまとまっていますね。
シー陶器、シーガラスは材料の違い、色、柄で選択肢が多くあります。
そこをどう絞っていくのかが一つの関門なのですが、これを使いたい!
と思う1片をきっかけにすると、後が決めやすいのではないかと考えて
います。
残っている材料で良ければと言って、もう1箇所でも行っているので、
近々SNSに上げたいと思います。
添田亜希子さんのガラス皿
ガラス工芸作家の添田亜希子さんの作品をご紹介します。
色ガラスのチップが入った四角皿です。
夏のデザートが合いそうです。
添田さんの作品は多彩な色ガラスを使うので、どうしても端材が発生して
しまうそうです。
それを入れ込んだのが、この作品なのです。
今風に言えばSDGsというところですが、それを考慮しなくても美しい作品
です。
一つ一つチップの入り方が違うので、選ぶ楽しみもあります。
9月7日から18日まで本八幡駅近くの三毛猫雑貨店で展覧会があります。
興味を持たれた方は是非実物をご覧下さい。
夏はやっぱりガラスです!
2023年 第1回草木染め大会
このブログでもお知らせしていた「草木染め講習会」を
先月25日に行いました。
生藍の青、ペパーミントグリーン。
蘇芳の赤。
玉ねぎの黄色
やしゃぶしのベージュ
これらを重ね合わせることで、さらに色の幅が広がります。
ご参加くださったHさんの作品です。
どの色も綺麗に染まって大満足とおっしゃって頂けました。
画像の左下はじに写っている帯揚げはお母様のもので、茶色のシミが
出来てしまっていたのですが、生藍の青と蘇芳の赤を重ねて紫にした
ところ、全く目立たなくなりました。
真ん中の薄い水色は白生地から染めた帯揚げでお手持ちの帯締めに合う他、
水引の教室で作って下さった帯留にもコーディネートが出来ます。
残念なのがこの災害級の酷暑で藍がすっかり弱ってしまったこと。
習っているピラティスのMidori先生にお育て頂いていたものを急遽頂く
という緊急事態に陥っています。
藍にはマンションのベランダの環境は過酷過ぎたようです。
第14回 こころばえの会
友人の日本画家・斉藤佳代さんが参加するグループ展に今年も
出かけました。
こころばえの会は出身・年齢、作風も違う9名の女性作家のグループです。
その中で斉藤さんの作品は柔らかい色彩で心が和む作風です。
従来、植物画がメインの斉藤さんですが、今年は風景画が加わったことで
世情とご興味が外に向かったのがわかります。
今年もお扇子の作品が展示されています。
大きくない和田画廊ですが小さな作品群が心地よく同居した気持ちのいい
空間です。
会期は12日(月)まで。
銀座にお出かけでしたら、お立ち寄り下さい。
阿部 操さんの個展
NHK文化センター柏教室の生徒さんである阿部操さんの個展に
出かけました。
油絵でモダンアートを制作する阿部さんの作品は人物画、風景画、
植物画の大別されます。
私自身は絵画科の専攻ではないので、モダンアートの知識がなかった
のですが、額装しない、サインを表にしないというのが特徴だそうです。
いずれの作品も大胆なタッチで描かれていますが、色調が柔らかいので
とても心が和みます。
人物画は昨今画像を見て制作される方が多い中、きちんとモデルさんを
前にして制作されているので、柔らかい色調でありながらしっかりした
存在感があります。
ギャラリーのオーナーともう1点展示するか否かと時間をかけて議論されて
いましたが、絵画家ならではの葛藤が伺えて興味深かったです。
会期は6月4日まで
場所はワタリウム美術館近くのトキ・アートスペースです。
マティス展
現在、上野の東京都美術館で行われている「マティス展」に行って
きました。
マティスというと画像にあるような鮮やかな色彩と大胆な筆致を
思い浮かべる方が多いと思います。
私は晩年の切り絵の作品が殊に好きで、今回の展覧会もとても楽しみに
して出かけました。
海外の作家の展覧会というと、メディアに出る作品以外はあまりパッと
したのもがない、という残念なイメージがあるかと思いますが、今回の
マティス展は量、質共に満足のいく内容でした。
作品以上に楽しみにしていたのが、グッズです。
あらかじめネットで検索したところ、魅惑の品が満載です。
現地に行って迷いに迷った挙句、購入したのが下の画像のものです。
死蔵品になるものは購入しないと心に決めて、一筆箋とバッチを買いました。
バッチは今まで購入を考えるものではなかったのですが、生徒さんから帽子に
つけると素敵と聞いて、購入にチャレンジしてみたのです。
この他、Tシャツやエコバッグ、マスキングテープなど会場内とミュージアム
ショップの両方に素敵なものがたくさんありました。
作品の拝見と共にお楽しみ下さい。
私は平日の昼間にチケットを購入して見学に行きました。
入場時間に枠があるせいか、それほど混雑はしていませんが、そこそこ
見学の方がおられますので、空いている展示から効率良くご覧になるのを
お勧め致します。
会期は8月20日まで。
藍の種を蒔く2023
今年は生藍染めを復活しようとゴールデンウィーク中に藍の
種を蒔きました。
わずか1mm程度の種ですが、これから高さ60cm、直径60cmくらいの
大きな株に育ちます。
とりあえず1つのプランターに11粒蒔きました。
10日ほどで7個芽が出ましたので、種造メーカーの60%保証は達成して
います。
12cmほどの高さに育ったところで6株選定し、プランターに定植する
予定です。
上手くいけば7月下旬には最初の生藍染めが行える予定です。
既にやってみたいという方がおられますので、お声がけして「生藍染め」
大会を行う予定です。
本業ではなくあくまでも趣味の範囲ですが、生藍の他、玉ねぎの黄色の
染色、蘇芳の赤の染色もチャレンジします。
ご興味のある方は参加希望とお知らせ下さい。
安宅コレクション名品選101
現在、泉屋博古館東京で行われている「安宅コレクション名品選
101」に出かけてきました。
器がお好きな方ならご存知の大阪市東洋陶磁美術館に所蔵されている
安宅コレクションが美術館の改修工事に伴い東京にやってきました。
コレクションは実業家の安宅英一氏(1901-1994)が会社事業の一環として
収集したものです。
会社の経営破綻で散逸の危機にあったものが住友グループを介して
大阪市に寄贈されました。
内容は中国陶磁、韓国陶磁に分類されます。
タイプの違う分野にも関わらず一貫して「静謐」ともいうべき緊張感ある
美しさに貫かれています。
いわゆる実業家によって集められたコレクションはいくつか拝見して
きましたが安宅コレクションほど収集した方の「眼」を感じるものは
ありません。
展示されているもののクオリティーも大変高いです。
一見の価値大。
お出かけになるのをお勧め致します。
会期は5月21日日曜日まで。
会場はさほど混んではおりません。
横浜山手西洋館 世界のクリスマス2022
例年ご紹介している横浜山手西洋館のイベント・世界のクリスマス
ですが会期の初め頃に会社員時代の同僚を案内して行っていたにも
関わらず、ご紹介していませんでした。
年内にブログに掲載して心残りのないようにしたいと思います。
今回私が気に入ったのは「ベーリック・ホール」と「外交官の家」
でした。
いずれも装飾が充実しており、見応えがありました。
週末に見学に行ったのは初めてだったのですが、感染対策のために
会場内に滞在している見学者の人数を制限していて、人が入らない
画像を撮影するのも難しくありませんでした。
人の流れを良くするために私が皮肉を込めて「クローズアップさん」と
呼んでいる接写に夢中になるあまり備品の入ったバッグを会場に置きっ
ぱなしにし、同じ場所を占拠し続けるカメラマニアの方への対応も
厳しくなっています。
今年はご紹介が遅くなってしまいましたが、来年の6月には「花と器」
という西洋館が華やかに装飾されるイベントが待っています。
イベント時の西洋館の雰囲気は格別です。
神戸の西洋館と違い横浜市が管理することによって商業主義が排除されて
洋館本来の姿が堪能出来ます。
ぜひお出かけ下さい。
祝!ギネス記録
11月末、タナカヒロカズさんが178名様集まり、ギネス世界記録になった
という心温まる話題に接した方がおられると思います。
私もこの記録樹立のためのクラウドファウンディングに賛同し、この度
返礼品が届きました。
メンバーの「渋谷のタナカヒロカズさん」デザインのTシャツです。
彼らしいシンプルで美しいデザインです。
実は「渋谷のタナカヒロカズさん」とは会社員時代の先輩(私)後輩
(タナカヒロカズさん 以下 田中君と称します)の間柄です。
彼とは同じ商品を担当しただけでなく、会社創立の記念フェアで苦楽を
共にするなど浅からぬ縁があります。
それぞれの事情で会社から離れてしまったのですが、田中君が同姓同名
の人を探しているとTBSの深夜番組に出演しているのを偶然見て、旧交を
温めることになりました。
その後、田中君にホームページの立ち上げからIT方面のサポートをして
頂いています。
私が夢のまた夢と思っていた自宅での教室開設から本の出版、個展の開催
を現実に出来たのは田中君のサポートなしではあり得ません。
まさに日本中のタナカヒロカズさん、いえ世界中のタナカヒロカズさんに
足を向けて寝られないのです。
タナカヒロカズ運動は唯一、名前が一緒という点で集まった方々で、それぞれ
血縁関係、仕事関係ではありません。
それがとても楽しそうなのが見ている側の私達にも伝わります。
きっと私が知っている田中君と皆様同じように人と人の繋がりを大事にする
穏やかな方達なのではないかと想像しています。
この度のギネス世界記録達成おめでとうございます。
今後もほっこりする話題を提供してくださる事を楽しみにしております。