梅のはちみつ漬け

梅のはちみつ漬けを教えて頂きました。
実は梅仕事、初体験です。

普通、梅シロップというと氷砂糖で漬けるかと思いますが、使ったのは
青梅1kgとはちみつ1kgです。
体にいいものしか入ってないという感じですね。
5月末に漬け込み、2ヶ月と少しで完成しました。

原液を炭酸で割って飲んでいます。
梅も美味しく頂けます。

はちみつの結晶化してしまった部分も入れてしまうという失敗もしましたが、
飲みだす前に回収して事なきを得ました(笑)
かなりご満悦です。

いよいよ完成という時に購入したのが「カンロレードル」です。

かき氷にシロップをかけるイメージでしたが、今回の瓶からすくう場合には
必須アイテムですね。
形から入るタイプなので、カンロレードルだけでテンションが上がります。

作り方を教えて下さった方に感謝しつつ、暑さを乗り切る為に大切に飲みます。


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藍 順調2019

7月末に1回目の生藍染めを行った藍ですが、順調に再成長しています。

少し切りすぎてしまった2株が小さいのですが、他の株は切ってしまう前に
戻った感じすらあります。

葉が紺色になっている部分がありますが、これは強い風に煽られて傷ついて
しまったところです。
ダブル台風とかトリプル台風とか、立て続けの台風襲来で仕方がないと思います。

失敗してしまった過去2年と大きく変えたのは土です。
(他に虫害対策にオルトランの定期散布も行なっています。)
梅雨明けしてからが勝負かと思っていたのですが、このように順調だと原因は土
だったと断言してもいいかと思います。

安定して藍が育てられれば制作の見通しも立てられます。
今年はそういう意味でもいい実験になりそうです。


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日本橋三越 中央ホール天井

用事があって日本橋三越に出かけました。
ふと覗いた中央ホール天井の意匠が目に止まりました。

大正2年建築の建物が重要文化財となっているのは皆様ご存知と思います。
中央ホール天井は、かまぼこ型でステンドグラスを配したアールデコの意匠に
なっているとようやく気がつきました。

エレベーターなど、そこかしこに昔のままの意匠が残っています。
改めて大切にすべき建築と思いました。


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トクサの植え替え2019.夏

ピラティスを習っているMidori先生からトクサの苗を追加で頂戴していました。
これを大きく育てるには植え替えが必要ということで、実行してみました。

親の親という株なのですが、糸トクサのような細い新芽しか出ていません。

鉢底石を入れて、花でも野菜でも何でもOKの培養土と水はけを抑える黒土を
入れました。
表面のサラサラした土が黒土です。
全体の1割ほど入れました。

細かい根は落としてしまい、元の太い根だけ残します。

育ちつつあった苔を表面に植えて、植え替え完了です。
先に頂いた苗同様、大きく育ってくれることを願っています。


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九谷焼の金繕い

セブンカルチャークラブ成田教室のTさんの作品をご紹介致します。
九谷焼の金繕いです。

もっともポピュラーな九谷焼の柄の湯呑みが欠けていました。
深い緑色の釉薬に金泥が生えています。

赤絵の九谷焼です。
縁がほんの少し欠けていたのですが、金彩が入っているので、仕上げた部分に
違和感がないと思います。

どのタイプの九谷焼でも金繕いがとても合うと思います。
いいものは是非Tさんのように金繕いして使い続けて頂きたいと思います。

もう1点はTさんの陶芸仲間の作品です。

綺麗に二つに割れていたのを金繕いされました。
思い切った太い線が器の感じに合っています。
柄の位置に対して割れの線が絶妙の位置に入っているのも偶然の産物とは
思えない感じです。

Tさんはわざわざご遠方から成田教室に来て下さっています。
ご自分のペースで構いませんので、金繕いを楽しんで頂ければと考えています。


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ひまわり2019

近隣でひまわりが栽培されています。

ずらっと並んだ姿は壮観です。

すっくと立った姿と黄色の花は暑い日差しの中でも元気が出ます。
夏バテせず乗り切れますように。


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形を取り戻す

セブンカルチャークラブ 成田教室のSさんの作品をご紹介致します。
小鉢の縁が欠けて無くなっていました。

この複雑な形の欠損を木片で作って形を取り戻しました。
もちろん相応の手間はかかりますが、ここまで綺麗に形が作れるのは
木片ならではと言えます。

現在、金繕い(金継ぎ)で欠損を埋めるのは錆漆を始め、練り物で行われる
方が多勢かと思われます。
しかし古い技法である木片の加工は、数々のメリットがあります。
簡単に言えば「丈夫で長持ち」「形が美しい」の2点でしょうか。
教室においでの皆様にはこの点をご理解頂けると、作業の意欲が増すと
思います。

Sさんの作品は本当に美しい形をしています。
仕上げは少々修正が必要ですが、それは些細なこと。
是非参考にして頂きたい作品です。


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横浜駅2019

日本のサグラダファミリアの呼び声が高い(?)横浜駅。
久しぶりに降りてみました。

外観は既に姿を現し、画像の部分はアトリウムになるようです。
2020年完成予定とのことです。

子供の頃から常に工事現場だった横浜駅もオリンピックに合わせて綺麗に
なるかと思うと少し感慨深いものがあります。


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目立たせない金繕い

よみうりカルチャー大宮教室のYさんの作品をご紹介致します。
黒楽の抹茶茶碗です。


黒楽茶碗といってもいわゆる引き出し黒のものではなく、マットでグレーがかった
色のものです。
垂れた釉薬も雄々しい景色を作っており、個性的なお茶碗です。
そこにひびが入っていました。

黒楽はひびが深刻でなければ目立たなく直すことも可能ですが、Yさんのお茶碗は
上記のような景色にしっかりひびが入っている状態でした。
ですので仕上げをして頂かざるを得なかったのですが、銀泥を硫化させて極力
目立たせない色に変化させました。

近年敢えて金繕いの部分を目立たせる形で仕上げる方もおられますが、本来、
金繕いは器に対して従の関係であるべきで、主張するならばより器がよくなる
方向でなければ行うべきではないと考えます。

そういう意味でYさんの作品は目立たない形での金繕いのあるべき姿だと思います。

 


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ローズゼラニウム

虫除けやアロマオイルで知られているローズゼラニウム。
数本頂いた茎が大きく成長しました。

藍のプランターの側に置いています。
虫除け効果がどのくらいあるのかわかりませんが、今年藍に虫が付かない
のは、このローズゼラニウムのお陰と思っています。

伸びすぎてしまった部分は適度に切っているのですが、これを乾燥させると
ポプリになると聞き、室内に吊るしています。

風でなびいたり、触れたりするだけでバラ様の爽やかな香りがします。
癒されます。


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