NHK文化センター柏教室のYさんの作品をご紹介致します。
ガラスのクリスマスオーナメントの金繕いです。
下段の部分に縦にひびが入っていました。
そのひびを止めた後、表面の欠損を埋めて、銀泥で仕上げられました。
あまり違和感のない感じで仕上がったと思います。
オーナメントというと食器ではありませんが、金繕いの技術の応用で
修復が出来ます。
何か直したいものがあれば、とりあえず教室にお持ちになってみて下さい。
経験のないものでも、ご相談にのります。
NHK文化センター柏教室のYさんの作品をご紹介致します。
ガラスのクリスマスオーナメントの金繕いです。
下段の部分に縦にひびが入っていました。
そのひびを止めた後、表面の欠損を埋めて、銀泥で仕上げられました。
あまり違和感のない感じで仕上がったと思います。
オーナメントというと食器ではありませんが、金繕いの技術の応用で
修復が出来ます。
何か直したいものがあれば、とりあえず教室にお持ちになってみて下さい。
経験のないものでも、ご相談にのります。
本日、私としても初めてのオンライン講座を開催しました。
既に金繕いの講座を受講中の皆様もたくさんご参加頂き、ありがとう
ございました。
自宅から配信していた様子です。
PCの手前に置いてあるのは書き込みだらけの原稿です。
時間配分を計算し何度も練習をして本番に臨んだのですが、実際は練習通りに
行かないもので、想定していた時間配分は途中から飛んでしまいました。
しかし皆様にご満足頂けたようで安堵しているところです。
今回はZoomの中でもウェビナーという講演会に特化した形式で、演者の方から
受講者は全く見えません。
配信中はひたすらPC画面に向かって喋るので、ある意味孤独な戦いでした。
このコロナ禍でオンラインというものが一般的になりましたが、やはりお話しする
なら反応を確認したいものです。
改めて人との繋がりを感じました。
NHK文化センター柏教室のIさんの作品をご紹介します。
縁が薄く削げたような割れでした。
元々、市松文様など四角をモチーフにした柄が入っているマグカップ
です。
薄く縁が削げたように割れた場合、ドーナッツ型になってしまうので、
なかなか素敵には仕上がらないのですが、Iさんは四角に形を整える
ことで欠損部を違和感なく馴染ませることに成功しました。
縁の金彩も金箔を綺麗に貼り直し、さらに繋がりが出来ています。
何らか蒔絵をすることで欠損部のイメージを変えることをお勧めして
いますが、シンプルに幾何学文様に整えるだけで十分美しいと気づかせて
くれた作品でした。
今年は長い梅雨が明けたかと思ったら、酷暑がやってきて厳しい夏
でした。
気がついたらブログの更新をずっとしていませんでした。
成田美穂先生から漆の産地・浄法寺のお土産で「うるしの蜂蜜」を頂戴
しました。
ほのかな甘みとまろやかさが特徴だそうです。
漆のパワーで元気になりそうですね。
NHK文化センター千葉教室のYさんの作品をご紹介致します。
ひびを松の芽に見立てて仕上げられました。
元々、根引きの松の柄が入っているフリーカップだったのですが、特に左の
器の底面に不思議な形でひびが入ってしまいました。
これを根に見立てて松の芽に仕上げたところが、Yさんのアイディアです。
着想の元は旅行で出かけられた京都のお庭にあったそうで、ヒントは
思いがけずやってくるようです。
不思議な形のひびを蒔絵で変える。
是非参考になさって下さい。
ピラティス仲間のピアニスト 野本哲雄さんのCDを入手しました。
タイトルは「プレイズ・モーツァルト&シューベルト」です。
後ろ姿のジャケットにお人柄が表れていると思うのですが、素顔の野本さんは
物静かで義理堅い誠実な方です。
ソロはもちろんですが、室内楽、声楽・合唱の伴奏でも活躍されているのは、
ピアニストとしてだけでなく、お人柄の為せるものではないかと推察しています。
クラシックは門外漢なので内容について語るのは遠慮しますが、繊細にして
ダイナミックな演奏に満足の1枚です。
このコロナ禍は演奏家にとっても過酷な試練になってしまいました。
少しでも早く終息し、また野本さんの演奏を聴きに行けることを願って止みません。
NHK文化センター千葉教室のTさんの作品をご紹介致します。
ご自分で作陶された器の金繕いです。
縁の欠けを金泥で金繕いされました。
ナチュラルな釉薬に金泥が合っています。
把手付きの個性的な器です。
把手が折れてしまったのを接着し、金泥で仕上げておられます。
こちらも先の器と同様、金泥が馴染む釉薬です。
自作の器を金繕いするというのは陶芸をされている方のみに与え
られた特権と言えます。
金繕いすることで更に愛着が深まったのではないでしょうか。
JEUGIAイオンモール八千代緑が丘のTさんの作品をご紹介致します。
急須のツマミの金繕いです。
蓋のみなので本体を想像してみると、恐らく個性的な急須ではないかと
思います。
それのツマミが折れてしまっていました。
ツマミは蓋本体の重さを支える他、本体に入れたり外したりと移動するので
補強が必須です。
Tさんのツマミもただ接着しただけではなく、2種類の補強方法でしっかりと
接合してあります。
完成してみると金泥がワンポイントのようになっていて違和感はないかと
思います。
補強は絶対しなければならないとしているのではなく、接着のみでお使い
頂いても構いませんとお話ししています。
しかし接着のみですと数年で外れてしまう可能性があるのが、半永久的に
持つので、金繕いに時間がかかっても補強をなさる方がほとんどです。
急須のツマミの金繕いをご検討の方はTさんの作品を参考に方針をお決め
下さい。
既にお知らせしているNHK文化センター千葉教室の他、金繕いの
発祥・歴史、作業の実際についてお話しする講演会が様々な形態、
場所で行われます。
○講演会
豊富な画像を元にご来場の皆様の前でお話しし、サンプルなども実際
ご覧頂ける形式です。
9月30日水曜日 午前10:30〜12:00 NHK文化センター千葉
10月30日金曜日 午後1:00〜2:00 NHK学園市川オープンスクール
○オンライン講座
「Zoom」というオンラインツールアプリを使った講座です。
サンプルを直接ご覧頂くことは叶いませんが、感染予防対策を徹底したい
方、ご遠方の方には宜しいかと思います。
9月12日土曜日 午後1:30〜2:50 毎日文化センター
お申し込みはそれぞれのカルチャーセンターにお問い合わせ下さい。
新型コロナウィルスに対する感染予防対策をしっかり行った上で
ご参加お待ちしております。
ご検討をどうぞ宜しくお願い致します。