祝!入選

先日、終了した「カルチャー芸術祭」で入選を果たしたカルチャープラザ
公津の杜教室のMさんの作品をご紹介致します。


フリーカップの割れです。
義母様の持ち物で、以前にも座部が欠けていることから、接着後、再破損
しないように内側を和紙で補強してあります。

外側から見るとかなりバラバラに割れているのがお分かりになるかと思います。
しかし内側は和紙を貼った後を完璧に平滑に磨き上げられ、真鍮箔を貼って
います。

もちろん割れの仕上げも完璧に美しいのですが、内側がとても綺麗に磨いて
あり、平滑に箔が貼られているので、これが一見して和紙の補強とはお分かり
にならないと思います。

ここまでの美しさを実現したのは、一重にMさんの丁寧な作業に他なりません。
誠実に作業を積みかねたからこその美しさなのです。
入選は当然の結果と言えます。

カルチャー芸術祭に出展して頂いた生徒さんの作品を見て、ご自分の作品の
やり直しを決めた方がおられます。
Mさんの作品は、そういう気持ちに導く力のある作品です。


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“金継ぎ”技法で作る箸置き・アクセサリー

柏の葉T-SITEで行った後、リクエストがありまして、またシー陶器や
シーグラスを使って呼び継ぎが体験できる箸置き、アクセサリー作りの
イベントを行うことになりました。


八千代緑が丘教室のTさんの作品
帯止めの金具をつけられました

2022年1月19日(水) 10:00〜11:30
船橋市塚田公民館
参加費:2,300円(材料費込み)

箸置き1個の製作を考えていますが、別売の金具を使ってアクセサリーに
仕立てることも可能です。

通常の金繕いの教室では使用しない材料を使って1日で完成させることが
出来ます。

お問い合わせ&お申し込みはトライラボ070-5569-7908

残席3名様です。
ご検討をどうぞ宜しくお願い致します。


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カルチャー芸術展終了しました

先月26日から開催していた「カルチャー芸術祭」が本日終了しました。
お出かけ下さった方々に御礼申し上げます。

私の生徒さんは原一菜先生の作品を見ることは中々ありませんので、ご覧
頂くいい機会になったようです。

またNHK文化センターさいたまアリーナ教室のSさんの作品が優秀作品賞を
頂くという嬉しい出来事もありました。
このイベントに合わせて頑張って完成して下さった作品なので、本当に
良かったと思っております。

私共にとっても初めての経験で色々バタバタがありましたが、いい経験に
なりました。


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年迎え 門松・屠蘇特別講座

昨年から行っている門松・屠蘇の特別講座ですが、既にNHK学園
市川オープンスクールでの教室は満席になりました。
NHK文化センターさいたまアリーナ教室での講座は募集を始めた
ばかりです。

門松は関東では手に入りにくい根引きで、2種類の松を使用します。
これに水引をかけて正式な門松の制作を致します。

なぜ根引きなのかも含めて本来のお正月の迎え方をお話しします。
山採りの材料を使った屠蘇作りも合わせて行いますので、ご興味の
ある方はご参加をご検討下さい。

12月27日月曜日 10:00〜12:00です。
お申し込みをお待ちしております。


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お母様の陶芸作品

藤那海工房 金繕い教室のKさんの作品をご紹介致します。
たくさん仕上げて来て下さった中でも、陶器はお母様の陶芸作品です。



素人離れしたクオリティーの高い陶芸作品なので、金繕いがことの他
映えるように思います。

陶芸をなさる方にも金繕いは好評で、破損させた物ばかりでなく、焼成が
上手く行かなかったものも復活させることが出来ます。

コツコツと作業を重ねるKさんは地道に作品を完成させて下さっています。
時間がかかる金繕いではありますが、頑張って続けて頂きたいと思っています。


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カルチャー芸術展 出展しました

(株)カルチャー主催の「第3回カルチャー芸術展」に出展します。
こちらは受講者の発表の場として企画されたものですが、諸賞を授与
するところに特徴があります。

特に今年は手芸・工芸の公募を行うということで参加致しました。
スペースはわずか90cm四方ですが、私の作品7点と生徒さんの作品
2点を出品しています。

出品して頂いたカルチャープラザ公津の杜のMさん、NHK文化センター
さいたまアリーナ教室のSさんの2人共入選の一報が入っております。

会期は11月26日金曜日から12月5日日曜日まで。
乃木坂・六本木の国立新美術館です。

様々な手芸工芸がご覧頂けます。
ご都合つけてご覧頂けたら幸いです。


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染・織 ふたり展2021

私の金繕い教室の生徒さんでもある小髙みどりさんの作品展を
拝見してきました。

小髙さんは友禅染の技法で染めの作品制作をされ、もうお一人の
川上さんは織で半立体の作品を制作されます。

一般的に染織と一言で言いますが、染と織は別の物だと思います。
お二人も全く制作している作品については相談されないそうなのですが、
会場で展示されるとハーモニーを奏でます。

素晴らしいと思うのが、2000年から2年置きで作品展をされ続けて
いることです。
作品制作は簡単なことではありません。
それを成し遂げて銀座のメイン通りに面する画廊に出展し続けられて
いるのです。

会期は11月15日(月)まで。
銀座・藤屋画廊
お二人それぞれ小物の販売もされます。


今回購入した川上さん制作のポニーフック


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斉藤佳代展ー日々のことー

友人の日本画家 斉藤佳代さんの個展に行ってきました。
斉藤さんは今回の個展のタイトルのように日々の生活にある
ものを題材にしています。


素描を絵葉書にしたもの

会場のGalleryジーアスは鎌倉駅から小町通りを歩き、1本裏通りを
入ったところにあります。
一軒家をギャラリーにした空間は斉藤さんの優しい色合いの画風に
合い、とても心地の良い空間になっていました。

会期は12日金曜日までです。
鎌倉散策とともに優しい空間を楽しんではいかがでしょうか?


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美しい鳥脚

NHK文化センター柏教室のMさんの作品をご紹介致します。
小鉢の割れの接着です。


鳥脚型の割れは良くある形です。
衝撃を物理的に逃した結果、この形になるので、自然で美しい形だと思います。
この形が染付の柄に金泥で映えて、さらに美しく見えるかと思います。

Mさんの作品は度々紹介させて頂いておりますが、これだけ美しい仕上げになる
のは、Mさんの妥協しない姿勢にあります。

「この程度で」と妥協していると、妥協した作品を量産することになります。
まず使えるようになることも大切ですが、完成度の高みを深めてみることを
お勧めしたいと思います。


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花梨のはちみつ漬け

ピラティスのレッスンを受けているMidori先生から花梨を頂戴した
ので、はちみつ漬けにしてみました。


以前、原一菜先生に教えて頂いたのは果実をスライスするように切れ目を
入れて漬け込むというものでした。
Midiri先生から皮を剥いて水に晒すとえぐみが取れるということなので、今回
はその方法にしてみました。

皆様、花梨はのど飴になっているのを、ご存知かと思います。
私は話をする仕事をしているにも関わらず、少々喉が弱いところがあります。
しっかり頂いて、これからの乾燥する季節に備えたいと思います。


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