月と水面

金繕いの教室で金箔貼りの練習としてハマグリに金箔を
貼って頂くカリキュラムを用意しています。
金箔貼りからステップアップして貝絵として絵を描かれる方は
少なくありません。
産経学園ユーカリが丘教室のTさんもその一人です。


通常、諦めてしまう表側の傷を月が水面に映る様に見立てて蒔絵


男貝(左):月と雲 女貝(右):水面

表の傷を月と水面に見立てたセンスも素晴らしいのですが、燻銀箔を
駆使して描かれた月と水面の絵も独創的で大変素晴らしい作品です。
次回作もすでに検討されているので、楽しみに完成を待っている
ところです。

貝絵専門の教室ではありませんが、画題の選び方から構成の仕方など
完成までの講習も行っています。
絵心がないと敬遠されず、新しい扉を開くつもりでチャレンジして
頂ければ嬉しいです。


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