NHK文化センター柏教室のMさんの作品をご紹介します。 欠けとひびが近接して隣り合わせにある珍しいケースです。
Mさんはどう仕上げるか、ずいぶん悩まれましたが、結局破損した通り に仕上げられました。 その潔さが功を奏して珍しい破損にも関わらず美しい仕上がりになりました。
この作品を拝見すると破損に対して「何とかしてやろう」という人間の 企みは無用と教えてくれます。 何事も素直に捉えるのが大切なのだと感じました。