新芽が出る前がトクサの刈り時です。
途中から切ったとしても、そこから新たに伸びてくるわけではないので、
しっかり根元から切ります。
その後、細ずぎるものや痛んだものを取り除いて箱に平に干します。
干す場所は日当たりが良く、通風もある室内で構いません。
時々混ぜて天地を変えるようにします。
影干しや束ねて干すと、後でカビが発生する場合がありますので、
気をつけて下さい。
このところ、どのくらいの期間干せば良いのかという質問を多く受けます。
干す期間は1週間程度で構いません。
切った時にお分かりになるかと思いますが、トクサはかなりの水分を含んで
います。
これが飛べばいいのです。
同じく質問が多いのが色の問題です。
この件は干す期間と同様、これまでのブログで何回も取り上げていますが、
緑色のままで構わないというのが正解です。
道具としては枯れ色になる必要はないからです。
自宅マンションが4月から大規模改修に入るので、刈り取った後の鉢を
生徒さんが預かって下さいました。
手前の鉢3つが私のものです。
引き取りに伺う時には新芽がある程度大きくなっていると思います。