よみうり文化センター大宮教室のSさんから昨年金繕いした盆栽鉢に
桜を植えた画像を頂戴しました。
植えられたのは旭山桜だそうです。
桜のピンクと青空が綺麗な画像です。
お聞きして勉強になったのが木の正面と鉢の正面を合わせるという
ルールです。
木の枝ぶりの流れと鉢の流れを合わせるのが必須です。
お抹茶茶碗ですと金繕いした箇所が景色になると考えれば、茶碗自体の
正面が違った場所であっても変更しても構わないと判断される場合が
あります。
しかし盆栽鉢ではそれは叶わないようです。
割れた破片をはめて金繕いした場所は裏面になってしまったという「オチ」
がつきました。
しかしSさんがしっかり補強するところまで作業されているので、再び植物を
植えることが出来たことには変わりがありません。
裏面であってもご自身の満足感は大きいと思います。
Sさんの作業の様子は昨年6月の記事をご覧下さい。
※初出で内容に誤りがあり、訂正致しました。お詫び致します。