カゴ型

NHK文化センター柏教室のTさんの作品をご紹介致します。
カゴ型の器の割れを金繕いされました。

画像の左上あたりが割れてバラバラになっていました。
1本は3mm程度の細いカゴ型になっているので、接着自体も難しかった
のですが、その後の欠損を埋めるのが大変でした。
隙間は手はもちろんのこと、筆などの道具も入りにくいのです。

とにかく欠損は埋めなければなりませんので、Tさんは根気よく作業
されました。

いよいよ仕上げになっても作業は困難を極めました。
割れの線は繋がっていなければ不自然なので、適当には出来ないのです。

頑張られた結果は画像でご覧になれる通りです。
苦労の程が伺えないくらい、さりげなく完璧に仕上がっています。


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