月別アーカイブ: 2019年12月
横浜山手西洋館 世界のクリスマス2019
今年も横浜山手西洋館のクリスマスイベントに出かけてきました。
今年のタイトルは「山手で乾杯!20回目を祝うクリスマス」です。
今年のベストを選ぶとすれば「ベーリック・ホール 」でしょうか。
白で統一したダイニングの装飾がエレガントで、さすがフランスという感じが
しました。
その他、山手111番館にしては珍しいクリスマスらしい装飾だとか、ポーリッシュ
ポタリーが似合っている山手234番館も良かったです。
じっくり作品を見るのであればブラフ18番館のマインシュティールも素晴らしい
と思いました。
20回目の横浜山手西洋館のクリスマスイベントの内、14回を見てきました。
必ずどこかの国らしいクリスマス装飾にするというテーマの中、毎年違った
雰囲気にするというのは並大抵の努力ではないと思います。
お時間がありましたら是非お出かけ下さい。
12月25日水曜日までです。
京成・海神駅 開業100周年
京成線下り方面の教室に出かける際に「海神駅」を利用しています。
とても小さな駅なのですが、開業100周年と記念イヤーなのでした。
駅看板がマスコットキャラクター「トリトン(ギリシャ神話に登場する海神
ポセイドンの息子)」入りに変更されています。
その他、列車接近メロディーにアニメ「海のトリトン(手塚治虫原作)」の
主題歌が4パターンで放送されます。
これらは来年10月25日まで継続されるそうなので、利用される方は注目してみて
下さい。
鯛 復活
NHK文化センター千葉教室のSさんの作品をご紹介致します。
鯛型をした漆器のお皿の塗り直しです。
とぼけた表情が愛らしい鯛ですが、顔周辺の漆がはげてしまっていました。
Beforeの画像を撮らせて貰えば良かったのですが、かなりボロボロになって
いました。
それをしっかり埋めて塗り直したところ、どこが破損していたのかわからなく
なってしまいました。
Sさんは欠損を埋めている最中はどうなるのか不安になられたようですが、
元々の色と同じ漆を仕上げで塗ったところで全く違和感がなくなりひと安心
なさったようです。
全体を写した画像に布が写っていますが、これはSさんが専用の袋を仕立てられた
ものです。
これをご覧になるとSさんの喜び具合が察して頂けるのではないでしょうか?
漆器の繕いは基本的に元々の漆の色と合わせて塗り、欠損をわからなくします。
欠損部を加飾する方法もありますので、ご希望と合わせて修復前にご相談させて
下さい。