よみうりカルチャーセンター大宮教室のSさんの作品です。 海外で購入した大ぶりのカップで、かなりバラバラに割れて しまっていました。
欠損を埋め、仕上げたところで気になったのが、ラフな筆致で描かれた 鳥がまるでカゴに入っているように見えてしまったことです。 そこで金泥の仕上げを色漆で着彩してみました。
ご本人談ではカゴから出たように見えるとのこと。 これで完成となりました。
このカップの器の魅力は鳥の図柄によるところが大きいので、この 方法を取って頂いたのは正解ではないかと思います。