金箔の保管方法

昨日、貝合せの講座の事を書いた続きで、金箔の保管について
ご説明したいと思います。

金箔を綺麗に貼るには金箔が平滑であることが必須条件になるので、
どなたも平滑に保つことには気を配られると思います。

これは厚手のボール紙などに挟んでおけば問題ありませんが、実は
長期に保管して置く時に気をつけなければならないのが湿気なのです。
湿気が入ると、金箔は箔合紙に密着してしまいます。
剥がす方法はあるのですが、手間がかかります。

本格的に保存するには箔用の桐箱があります。

私はこちらに購入した状態のストック分を保管しています。

ただ桐箱はそれなりの値段がしますし、量があまりなければ大袈裟過ぎます。
そこで私が小分けして保管しているのは、食品保管袋のジップロックです。

厚み1.5mmほどのイラストレーションボードに挟んだ状態で入れています。
しっかり封をしておけば、ある程度の湿気も防げます。
さらに除湿剤を入れると良いのかもしれません。
量がある方はプラスチック製の折り紙入れなども流用可能です。

ちなみに金箔は長期保存しても変化しません。
稀に少量含む銀、銅部分が変色する場合がありますが、品質に問題が
起きてはいません。


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