日別アーカイブ: 2018年6月21日
蒔絵へのステップ
NHK文化センター 柏教室のMさんの作品をご紹介致します。
お茶碗の縁の欠けを仕上げられました。
熱心に作業されるので、仕上げに関しては何も言うことは
ありません。
蒔下の描き方、仕上げのタイミングなど完璧です。
もう一歩、進まれるのであれば、欠けを生かして蒔絵をなさる
ことです。
ちょうど手頃なサイズの花柄が元々茶碗に入っているので、これを
模して蒔絵をすればいいのです。
元々入っている絵柄を利用すると、欠損部分が馴染んで違和感が
ありません。
最上の手段と言えるでしょう。
もし蒔絵を試みたいと思っておられましたら、このようなところ
から発想してみて下さい。
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