月別アーカイブ: 2018年4月

ネジチョコ貰いました

巷で話題になっている「ネジチョコ」をお土産に貰いました。

こちらは世界遺産になった八幡製鉄所にお土産が欲しいという
ことで作られたものだそうです。

3Dプリンターで型を作ったチョコは、ボルト部分とナット部分が
締まります。


きっちり最後まで締まりました。

もちろんチョコとして、美味しく頂きました。
楽しいお土産をありがとう!


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かな 散らし方

コツコツ続けている「かな書」で、新しい歌の散らし書きの
指導を受けました。

左上に私が書いた臨書があります。
単純に2行に書いていたものを分解。
原一菜先生が散らし方を検討しながら、少しずつ書き変えて
いかれました。

右下のものが色紙をイメージした構成のお手本です。
元々の歌から少々文字も変更されています。

先生が臨書してきたものを見て、まず私が気持ちよさそうに
書いていることから、散らし書きの指示を考えられたようです。

散らし書きするというと歌の内容から考えてしまいますが、先生に
よると重要なのが格好良く見えるかどうかなのだそうです。

文字のレイアウトも大切ですが、切る場所、他の文字との取り合わせ、
アクセントになる文字の選定など、瞬時に判断し変更されていく様は
魔法を見ている様です。

これを元に頑張って臨書します!


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器の形と金繕い

NHK学園市川オープンスクールのUさんの作品を
ご紹介致します。

素敵な形の器です。
その柄に合わせたように割れていました。
仕上げの金泥の線がその柄を縁取るように入りました。
金の光沢もとても冴えており、大変綺麗な完成度となりました。

Uさんのお持ちの器はいつも上品で、素敵なものばかりだったのですが、
それぞれ器に合うように欠損していたのも、不思議な感じがします。

器はアクシデントで何となく割れるのではなく、物理的な理屈があります。
つまり必然性があるのですが、結果として器に合っているというのを
「ご縁」と言うと陳腐でしょうか?


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第一線を退く

かれこれ15年ほど使っていた仕上げ用の筆です。

さすがに細くなってきてしまい、命毛という最も大事な毛も
擦り切れてきています。
残念ですが今回の「盆栽世界」の撮影をもって、第一線を退かせること
にしました。
「金繕いの本」の撮影の際には絶好調で活躍してくれていたので、
とても名残惜しい感じがします。

でもまだ短い線ならば十分引けますので、状況に応じて使うつもり
です。


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線は器に合わせて

NHK学園市川オープンスクールのSさんの作品をご紹介致します。
京焼の抹茶茶碗です。

ご本人としては、もっと細い線で仕上げたかったそうなのですが、
私はこの太さが正解だと思います。

元々入っている金彩の線がちょうど同じくらいの太さなので、それと
馴染んで違和感がありません。

度々このブログでも書いていますが、細い線が絶対ではないのです。

ざっくりした陶器なら思い切った太い線が似合うでしょうし、繊細な
薄さの磁器でしたら細い線が合うでしょう。

線が揺らいでしまうのも、問題ありません。
むしろ人間らしい温もりがあると見ています。

ただあまりに神経質過ぎる細さは、よくないと考えています。
細さの限界は「金繕いらしい」太さと言えるかもしれません。

このお茶碗は、ご友人からの預かり物だそうです。
お返しになられたら、きっと同じ感想が返ってくることと思います。


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変わる かっぱ橋

時々出かけているかっぱ橋ですが、このところ変化を感じて
います。

一番最初に行ったのは、15年以上前です。
その頃は問屋街が一般の客にも小売している感じが強かったように
思います。
それが海外からのお客様が増え、観光地化するにつれて変化。

おしゃれなカフェだったり、

テイスティングが出来る日本酒のお店も出来ました。

食器を扱うお店もナチュラル〜北欧系の新店舗が出来、

白い食器やキッチン収納のみ扱うお店もあります。

随分前に出来ていますが「犬印鞄製作所」さんは、変化の兆し
だったように思います。
包丁巻きが置いているのが、かっぱ橋らしいですね。

従来からあるお店も流行に合わせて品揃えを変えているのに気が
ついて、ここはこれという決めつけはいけないなと感じました。

東京オリンピックに向かって、かっぱ橋もどんどん変化していくの
かもしれません。


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盆栽鉢の金繕い

先般、ぼんやりと予告しました雑誌掲載ですが、撮影が完了
しました。

その際ちょっと違う業界のものと書きましたが、実は盆栽鉢だった
のです。

鉢は盆栽にとって重要なアイテムなので、破損したとしても処分
しがたいものがあるそうです。
そこで食器用の器同様、金繕いしたいというご要望が多いのだとか。

素材も陶器、磁器と食器と変わりがありませんので、同じ手法で
金繕いが出来ます。

鉢独特の注意事項としては、植物の根張りと水遣りに耐えられること
でしょうか。

掲載はエスプレス・メディア出版の「盆栽世界」6月号(5/2発売)
の予定です。
「盆栽世界」は、1970年創刊の盆栽界の老舗雑誌です。
※書店で購入出来ます。

食器用の器の金繕いを習われている方にも大いに参考になる内容に
なる予定です。
これは編集が進んだところで、ご報告致します。


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