名入れの茶碗

藤那海工房 月曜日クラスのMさんの作品をご紹介致します。
名入れのあるお茶碗です。

ご友人からの預かりもので、割れてしまっていたのを接着し
金で仕上げられました。

なかなか処分出来ないものの一つがお子様のものだと思います。
今回の作品のように名入れはもちろん、お子様が陶芸体験で
作られた器をお持ちになる方も少なくありません。

金繕いを習われるにあたって、器の価値を気にされる方が多い
のですが、このような二度と手に入れることが出来ない思い出の
品こそ金繕いして残してもらいたいと思っています。

このお茶碗も接着でズレが生じてしまったので、修正に時間が
かかりました。
その後仕上げをしてみても修正点があったのを丁寧に作業された
結果、とても綺麗な仕上がりになりました。

Mさんは作業がとても丁寧なので、今後の完成も期待しています。


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