日別アーカイブ: 2018年3月24日

やり直しの成果

NHK文化センター ユーカリが丘教室のMさんの作品を
ご紹介致します。
まずは総柄の洋食器の金繕いです。


左は裏面の欠けでした。
右の仕上げがまるで枝のように分かれていて面白いものに
なりました。
そこで柄に馴染ませることなく、このままにして頂くことにしました。
これは赤色の図柄に金泥がマッチしていることにも関係している
と思います。

割れたお皿を接着されたものです。
バランスの悪い割れ方でしたし、長さもあって仕上げに苦労されました。
納得するまでかなりの回数をやり直しされたのですが、その甲斐あって
今回が最も美しい仕上がりでした。

フリーカップのひびを仕上がられたものです。
緑釉に金泥が映えた完成になりました。

実はDの字型に見える部分が割れて落ちてしまっていました。
このような小さな破片がある場合はすぐに接着せず、納まりを
確認するのが大切です。

出っ張ったまま接着してしまうと見栄えが悪くなってしまうので、
そのような場合の対処方法を教室で確認して下さい。

Mさんご自身の持ち物の染付のお皿以外は、ご友人にお返しに
なります。
きっと喜ばれることと思います。


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