日別アーカイブ: 2018年3月4日
書道用ではない筆
先日、書道用ではない筆で漢字を書いたとブログでアップ
したところ、興味を持って下さった方がおられたので、もう
少し詳しくレポートします。
その書道用ではない筆とは、水彩画用の筆です。
それぞれの画像で奥に写っているのが、普段漢字用に使っている
筆です。
毛の材質はコリンスキーです。
水彩画用の筆というのが手前のもので、ラファエルというメーカーの
8404シリーズです。
毛の材質は同じくコリンスキーです。
画像でも何となく毛質の違いがお分かり頂けるでしょうか?
書いた字がこちら。
左がラファエルで、右が書道用です。
あまり変わらない?
でも細線が綺麗に書けるのです。
そもそもきっかけは私が蒔絵用にこの筆を購入したことから
始まります。
心拍数が上がってしまうくらい高価な筆だったにもかかわらず、
太すぎて使用せず(涙)
原一菜先生が痩金体という独自の書体を作り出した徽宗のお手本には
最適かもしれないとのアイディアで使ってみることになったのです。
(現在臨書しているのは徽宗の千字文です。)
前回初めて使った時には外側の短い毛が出てきてしまって苦戦
しましたが、今回はだいぶ解消しました。
とりあえず細線の美しさは捨てがたいということで使い続ける予定
です。
さてこの筆、使いこなせるかな?
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