横浜・そごう美術館で行われている「今右衛門の色鍋島」展に
行ってきました。
色鍋島は佐賀・鍋島藩窯が生み出した最高級色絵磁器として
発祥し、今右衛門窯は現在14代目に至っています。
当代の吹き墨技法はさておき、歴代の作品の精緻を極めた美しさと品格は
日本最高峰と言えます。
今回の展示では小品ではありますが、その過去の名品が多数展示されて
います。
その中には金繕いされた器が相当数含まれていますので、最高峰の器の
金繕いとはどのようなものなのか見て頂く機会にもなるかと思います。
会場の最後には阪口恵子氏による今右衛門のテーブルコーディネートが
展示されていました。
テーブルコーディネートがお好きな方には参考になるのではないでしょうか。
会期は2月18日(日)までです。
ご興味のある方はお早めに。