カルチャーセンターの講座で使用している新うるしの色名を
正確に覚えている方が少ないようです。
接着やひび止めに使うのが黄色のチューブの「本透明」です。
こちらを「白漆」と呼ばれる方が多かったのですが、最近は「接着剤」
という方が出てきました。
欠損を埋めるのが「弁柄」です。
こちらは原先生が応用が効くように「赤」と表現されています。
そのため「赤」と覚えている方がほとんどです。
このように色名を間違って覚えいると、購入の際に違うものをお求めに
なってしまう心配があります。
「本透明」は黄色いチューブと覚えていると、他にも黄色のチューブの
色がありますので、違った色をお求めになる方が多いです。
また「白漆」と覚えていると、新うるしに「白」がありますので、
購入先で戸惑われると思います。
「弁柄」は、メーカー側で「濃赤」のチューブに訂正のシールを貼って
流用しています。
そのシールを剥がして「濃赤」をお求めになってしまう方がおられます。
「濃赤」を欠損の埋めに使用しても差し支えありませんが、弁柄とは
全く違う色なので開栓した時の驚きは否めません。
間違った色をお求めになっても、用途を限定すれば使えないことはあり
ませんが、限定を失念して使ってしまっては仕方がありません。
また今までの作業と使用感が変わってしまうのを嫌う方もおられます。
私の講座を受講して下さっている方は、色名が間違っていても確認して
販売しておりますので心配はありません。
原一菜先生のクラスでは販売を承っておりませんので、ご注意下さい。