月別アーカイブ: 2017年8月
謎???
今年1回目の生藍染めから順調に再成長していた藍ですが、
このところ枯れが出ています。
画像の右側の株は枯れた枝を落としてしまったので、左側の株より
かなり小さくなっています。
これが3つのプランターで申し合わせたように右側の株だけ枯れが
出ているのです。
左側の株が元気なことから渇水とも虫害とも思われないので、謎です。
何とか回復して欲しい(涙)
トクサを浸す入れ物
セブンカルチャー成田教室のGさんが素敵な物をお持ち
だったので、ご紹介致します。
鶴が丸くなった形の器です。
尾羽の部分の形を見ると、灰皿ではないかと思われます。
この中に水を入れてトクサを浸しておられるのですが、何とも
愛らしい入れ物で、テンションが上がりそうです。
道具と言うと粉鎮のご紹介が多かったのですが、トクサを浸す
入れ物も凝ると作業が楽しくなると思いました。
どんどん上達
NHK学園市川オープンスクールのSさんの作品をご紹介
致します。
大皿の欠けの金繕いです。
温かい粉引の釉薬に金泥が映えています。
欠損の埋め方が綺麗な上に仕上げも綺麗なので、完成度がとても
高いです。
こちらも欠けの金繕いです。
縁の柄と仕上げた金泥が違和感なく共存しています。
上の画像の大皿も、この飯茶碗も欠損通りではなく、Sさんの
お好みの形に仕上げられています。
欠損の埋め方が完全にフラットになされていれば、お好みの
形に変えての仕上げが可能になります。
時々ブログにも書いていますが、お好みに形を変えた場合、
その方のお人柄が表れます。
今回もSさんの穏やかなお人柄が表れているのも、好感度が高い
理由だと思います。
この日お持ちになっていたお抹茶茶碗は、新しく仕上げた部分と
以前仕上げた部分の2箇所の金繕いがありました。
その二つで格段に仕上げの技術が向上されているのがわかりました。
以前の仕上げをやり直しされることになったのですが、またさらに
上達されることでしょう。
拝見して、とても嬉しくなりました。
「PRISM」展
友人の大古瀬和美さんが出展しているグループ展「PRISM」を
見に行ってきました。
大古瀬さんの作品です。
綺麗な階調の作品です。
特に今回は柔らかい色味になっていて、これは大古瀬さん自身の
充実ぶりをうかがわせます。
先般のブリューゲル展の記事で書きましたが、大古瀬さんの作品も
色を積み重ねた時間が作品の奥行きになっています。
これは実物を見て頂いてこそ感じられるものなので、ぜひ会場に
足を運んで見て頂きたいと思います。
グループ展の他の方々の作品です。
グループ展の面白さは、いろいろな個性を合わせて見られるところ
です。
今回の展覧会も手法の違う作品群を楽しめました。
地階のTOMOS Bで行われている田中雅樹さんのガラス展も
素敵です。
合わせてご覧下さい。
「 PRISM」展は8/10(木)まで。
場所は日本橋のギャラリー砂翁です。