日別アーカイブ: 2017年3月29日

テクスチャーのある器

個性的な器の金繕いの依頼を頂戴しました。

R0001002
R0001004

大きく2つに割れ、縁が細かく割れた上に欠損もありました。
割れの接着としては難しくないのですが、気をつけなければ
ならなかったのが表面のテクスチャーです。

表面

シワが寄ったような細かいテクスチャーが表面にあります。
そのため接着段階からしっかりマスキングを行いました。

削る、磨くという工程でもテクスチャーに対応したテクニックが
必要です。
もちろん仕上げにおいてもです。

ここまで細かいテクスチャーでなくても、表面に不定形なざらざらが
ある器は多いと思います。
適宜説明いたしますので、教室でご相談下さい。


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