トップページやブログでお知らせしているように「金繕いの本」
という金繕いの技法書を出版致しました。
出版までの出来事は得難い経験でしたので、少しずつブログに
アップしていこうと思います。
出版の出だしは「企画書」でした。
原一菜先生が最も信頼するエスプレス・メディア出版の編集長
Yさんとの打ち合わせからスタートしました。
その結果をもとに本の内容を示したものが作られました。
必要ページ数が示され、ほぼ目次に近い内容です。
実は当初の企画書に応用編は入っていませんでした。
しかしここ2〜3年で金繕い(金継ぎ)の技法書はたくさん発行されて
おり、私の本は最後発の状況です。
今までとは違う本を作らなければなりません。
そこで思い切って応用編として技術を出していこうとなりました。
一気に内容が増え、負担も増しましたが、結果的にやって良かったと
思っています。
それはYさんの「その時点での最高を出すべき」「2番煎じはダメ」
という言葉にも現れています。