銀は硫化の課程の色が綺麗ですと、ブログで度々ご紹介しています。
仕上げ直後の白から、まずシャンパンゴールドになります。
この色が派手過ぎない金色なので、好まれる方が多いです。
次にピンクになるのですが、この期間が意外に短く、なかなか目に
つかないのです。
丁度作業中の器がピンク色になったので、ご紹介しようと思います。
画像のほぼ真ん中に写っている葉が、銀箔で仕上げたものです。
当初銀色だったものが、シャンパンゴールドを経て、ピンクになりました。
画像ではちょっと銅色っぽいのですが、実際は青味があります。
このあと銀は青紫になって、黒(いぶし銀)になります。
青紫の時には、染付けの柄と同じようになる予定です。
この器の場合バラバラに割れてしまっていたのが、一部の葉を銀箔で
仕上げることで印象を和らげること考えます。
金よりローコストで、楽しみありの銀です。
金とは手順が異なるのを確認の上、挑戦してみて下さい。