月別アーカイブ: 2016年6月
このところの事情
頻繁にこのブログをチェックして下さっている方は、このところ
すっかり更新がないのをどうしたのかと心配して下さっているかと
思います。
実は今、学園祭前のような状態になっております。
それでブログの更新がままならなくなってしまっているのです。
詳しい事情は近日お話出来るようになると思いますので、しばらく
お待ち下さい。
あと数週間で少しは落ち着く予定です。
冷蔵庫で
「目止め」という下準備をお願いしている方々には、困る季節が
やって参りました。
雨が降り続くと問題が生じるので、梅雨の晴れ間を狙うしかない
のですが、そうすると下準備がはかどらなくなってしまいます。
そこで奥の手は、冷蔵庫の中に入れるというものです。
私は水気が切れたところで、ボールにコンパクトにまとめ、
冷蔵庫に入れています。
この時ラップなどしないのが、ポイントです。
冷蔵庫の中にこれだけの大きさのものを入れるのは邪魔になる
とは思いますが、問題を回避しつつ、目止めを急がれる場合には
最適な方法です。
ところで一番上に乗っている包みですが、これは不織布で作られた
「お茶パック」です。
小さな破片は目止め中に紛失しやすいもの。
これに入れておけばなくなさず、目止めが出来ます。
目玉焼き専用たまご
面白いたまごを頂きました。
目玉焼き専用たまごで、商品名が「きみと一緒」です。
黄身が2つ入っている可能性大のたまごなのです。
大きさも普通のものより大きめです。
名前に間違いなく、黄身が二つでした。
子供の頃は黄身が二つ入っているとラッキーと喜んだものですが、
商品管理が徹底した現在では、黄身が二つあると規格外になってしまって、
かえって消費者のもとには届かなくなってしまったそうなのです。
それを逆手に取って、お子様に喜ばれますと商品にしたのがこれ。
子供でなくても楽しい朝食になりました。
トクサ株入手
ご紹介を頂き、新しいトクサ苗を購入出来ました。
なかなかコンディションがよい苗です。
購入したのは「コーナン市川原木店」です。
店舗にはまだまだ在庫があります。
もし欠品していたとしても取り寄せに応じてくれるそうなので、
購入をご希望の方はお出かけ下さい。
コーナン市川原木店は、広大なDIYのプロショップもあり、金繕いに
使える材料も入手出来そうです。
以前からブログで書いているように、トクサはいくつか種類があり、
大トクサとは判別が難しいところがあります。
園芸店側も詳しくない店舗があり、間違えて購入してしまう方が
おられました。
今回寄せられた情報は実際私が確認していますので、安心して
お求めになれると思います。
注)大変申し訳ありませんが、トクサの苗を私が購入して、教室で
販売というようなことは行っておりません。
原則ご自身でお探しになり、お求め下さい。
東洋陶器ふたたび
NHK学園市川オープンスクールのSさんがお持ちになった大鉢が
先日ご紹介した東洋陶器の器でした。
調べてみたところ、このロゴは昭和37年から44年に使われていたもの
ということで、この大鉢もそのくらいの年代のものということになり
ます。
「Asuka」というのは、シリーズ名で様々な形があった様子。
画像ではきちんと写っていないのですが、北欧デザイン風の鳥が
描かれています。
今回ご紹介しましたSさんの器も、先般ご紹介しましたカップも、
非常にコンディションがいいのには驚きです。
九州•小倉にTOTOミュージアムがありますが、そちらに食器が
たくさん展示されているそうです。
ご興味のある方は是非足を運ばれてみて下さい。
現場復帰
知人の「おむすびまるさんかく」の店主から預かっていた銀彩の
お皿の金繕いがようやく完成し、納入してきました。
画像手前にあるのが金繕いさせてもらったお皿で、奥にあるのが
お店で使われ続けていた同じお皿です。
大きく鳥脚型にひびが入っていたのですが、裂け目が大きい部分だけ
仕上げをし、他のところは目立たないようにしました。
このお皿は店主が25年前に購入したそうで、購入当初はまばゆい
ばかりに銀色が光っていたそうです。
店主は素地の焼締を見て、銀彩が硫化した状態との相性がいいに違いない
と読んでいたと言いますから、さすがとしか言いようがありません。
これにはお皿を作った作家さんも喜ばれることでしょう。
銀彩は金繕いをする際には繊細で、難しいところがあります。
今回はしっかりと銀彩が制作されていたおかげで助けられました。
いろいろ悩んで試行錯誤した金繕いとなりましたが、いい勉強を
させてもらいました。
今後の指針となってくれると思います。
新しいタイプの筆入れ
セブンカルチャークラブ成田のIさん自作の筆入れをご紹介致し
ます。
何と元になった材料は、ランチョンマットなのだそうです。
中の仕切りは、サインペンのセットが入っていたケースを流用されて
います。
市販の筆巻きだと筆が抜け出てしまうのが難点ですが、ケースを
分解して、その問題点も解消されています。
今までご紹介しました自作の筆入れは布を縫った物が大半でしたが、
Iさんの物は「縫わない」筆入れとして、新しいタイプです。
お裁縫は苦手という方には、とても参考になるかと思います。
ところでケースに入っている黄緑色の毛の筆は、削りカスを払う用の
筆なのだそうです。
こちらもいいアイディアですね。