日別アーカイブ: 2016年5月26日
仕上げの線
よみうりカルチャーセンター大宮教室のSさんの作品をご紹介
致します。
積極的に仕上げをなさっているSさんの作品は、度々ご紹介させて
頂いています。
今回の画像のものも、難なく仕上げされています。
強いて言えば「ひび」の線が、何となく均一に描かれてしまっている
のが気になります。
欠けの仕上げと違い、ひびや割れの仕上げは描く線がそのまま仕上げ
となります。
線を描く力がそのまま出るので、難しさがあるわけです。
日常生活で筆を持つことが稀になってしまった現代人にとって、筆の
感覚を身につける方法と言えば、極力筆を持つ機会を増やすという
ことに尽きると思います。
自分の意志の通りに筆が操れるようになってこそ、良い仕上げが出来る
と考えています。
Sさんも、そのことは十分ご承知です。
次の仕上げでは、しっかりリベンジして下さると期待しています。
カテゴリー: 生徒さんの作品