NHK学園市川オープンスクールのAさんの作品をご紹介
致します。
欠けたところを覆うようにもみじを蒔絵されました。
実はこのお茶碗にはもみじの絵が入っています。
これのイメージを踏襲して図柄を決められたそうです。
このように器にもともとある図柄を利用して蒔絵されると、関連性が
出て、仕上げ部分に違和感がなくなります。
Aさんの蒔絵もそのセオリーにはまっていて、大変よいアイディアだと
思います。
蒔絵の完成度ははっきり言って高くはありません。
お歳を召した方なので、そこはご愛嬌です。
器の柄を上手に生かしたというところを参考になさって下さい。
