月別アーカイブ: 2016年4月
トクサの発芽2016
このところ暖かい日が続いたせいか、トクサが発芽しました。
画像中央に少々伸びた芽と、その左側に出たばかりの芽が
見えます。
手前に今冬に切った跡が見えますが、これから新たに芽が
伸びることはありません。
今後は水遣りのピッチを上げていきます。
昨年のブログに書いていますが、芽が植木鉢の縁際にしか
出なくなっていました。
ですので新芽がある程度出てきた時点で、株分けする予定です。
どこから来た?
私の家の雰囲気に合うのでは?と原一菜(いちな)先生から頂戴
した花器です。
実は骨董店から購入した品々に混ざっていたものなのだそうで、
出自がわかっていません。
たまたま先生が花器として使っていただけで、本来は花器では
ないようです。
先生の推察では東南アジア圏製の調味料保存瓶ではないかという
ことです。
確かに胴に描かれている花の絵が、ヨーロッパ風です。
もし何かご存知の方がおられましたら、情報お寄せ下さい。
カルチャーセンター春の募集状況2016
TOPページでお知らせしているカルチャーセンターの募集
状況の詳細をお知らせ致します。
◯4月開始
NHK文化センター柏 第3日曜日 10:00〜/★13:00〜 4/17〜
★NHK文化センターユーカリが丘 第3月 10:00~/13:00~ 4/18~
★よみうりカルチャーセンター大宮 第4月 15:30~17:30 4/25~
★印のついている教室:残席あとわずかです。
◯5月開始
JEUGIAイオンモール八千代緑が丘 第2金 10:00~12:00 5/13~
セブンカルチャークラブ成田 第1月 10:30-12:30 5/30〜
八千代緑が丘教室は次の募集が未定となっております。
この機会にご参加検討下さい。
もみじにチャレンジ
体験講座で桜の花びらを描いて頂いた方には、もみじに
チャレンジして頂いています。
まずはセブンカルチャークラブ成田教室のHさんの作品です。
置き目の練習をしたお皿に、もみじを描き足されました。
数をこなす度にもみじのバランスが良くなっています。
こちらは藤那海工房 木曜日クラスのTさんの作品です。
もみじを部分的にカットしたレイアウトが秀逸です。
黒マットの釉薬に金泥が映えています。
意外に思われるかもしれませんが、もみじは幾何形態です。
それを把握して頂ければ、描いていけると思います。
ただ桜の花びらの7枚分と考えられるので、描くスピードが
必要です。
ですので桜の花びらを描くのに慣れている必要があるのです。
もみじの使い勝手がいいところは、1枚でも様になるところです。
またある程度の大きさがあるので、欠損をカバーするのも色々な
形で出来ます。
桜の花びらのカリキュラムが修了した方は、ぜひチャレンジして
みて下さい。
拭き漆作品 完成
藤那海工房 土曜日クラスで行っていた、拭き漆での
作品制作が完了しました。
お椀は縁に布着せと呼ばれる補強なしですが、実使用には
十分耐えます。
画像のお椀は、ケヤキの木目がきれいに出て、美しい作品になりました。
下の板は東急ハンズで銘木はがきとして販売されている板材
でした。
こちらは折敷としてお菓子を置いてもいいですし、飾り台にしても
いいかと思います。
いずれにしても本漆の扱いと、その美しさを実感してもらえ
ればと思っていました。
その役割は十分果たしたカリキュラムになったのではないかと
考えています。
縁に小さく
セブンカルチャークラブ成田教室のHさんの作品を
ご紹介致します。
縁に小さく欠けた器を修復されました。
それぞれの形の取り方が綺麗ですし、蒔くタイミングも上手く
いっているので、仕上がりも美しいです。
いずれも小さな欠けがかわいらしいのですが、ご本人としては、
下の画像で左に写っている器が気に入っておられるそうです。
特に銀泥で仕上げられたものは、いずれ硫化して器自体の茶色
の釉薬に馴染みます。
金泥がきらりと存在感を出している仕上がりもいいですが、
目立たず収まるということが出来るのが銀泥の面白いところ
です。
Hさんは作業が丁寧で綺麗ですし、コツコツと進めてきて下さい
ます。
またいろいろなタイプの器の修復をされているので、上達が
早いのではないかと期待しています。
草なびく
港北カルチャーセンター教室のKさんの作品を、ご紹介
致します。
Kさんは陶芸をなさっており、ご紹介する作品もご自身の
作です。
この大皿は、立ち上がりの外側が大きなヒビが入っており、それが
内側まで続いていました。
その内側のヒビは仕上げで葉を描き加えられています。
白地にほのかに青緑の釉薬が入っているので、銀泥で描かれた仕上げが
風になびく草のように見えます。
Kさんはいろいろ釉薬に工夫を凝らしておられるのですが、それに問題が
起きたとしても金繕いで新たな魅力を加えられます。
陶芸をされている方は金繕いの教室にもたくさんお出でになっていますが、
Kさんの作品はそのような方々に参考になるかと思います。