本来1月2日に行うべき書き初めが、今日になってしまいました。
昨年末あたりから漢字用の筆に悩んでいたのですが、世田谷•
ボロ市で新しい筆を入手しました。
奥に写っているのが、急場しのぎで使っていた筆で、手前が
今回入手した、ずっと使っていたのと同じ筆です。
比べてみると穂先の太さ、長さが微妙に違うのがお分かり
頂けると思います。
このわずかな違いが気になっていました。
こうして見ると奥の細く長い筆は、千字文を書くには良さそうです。
今回購入した手前の筆は、蘭亭序の復習には欠かせない感じです。
よく弘法大師は筆を選ばないと言いますが、史実は違います。
中国から書法によって違う筆を持ち込んだのは弘法大師なので、
「筆にこだわる」と言い換えた方がよいと思います。
その弘法大師にあやかる訳ではありませんが、用途によって筆を
変えて使ってみようと思います。