先日根朱筆のブログを書く際に、前から疑問に思っていた「玉毛=
猫毛」について調べてみました。
毛先に玉状のものが出来るからとか、毛先部分に膨らみがあるから
という理由で「玉毛」と称されているようです。
しかし実際筆を作っておられる方のHPによると、そのような状態は
確認出来ないとのことです。
先輩職人の「猫の名前は大抵タマだから」という話が紹介されていますが、
案外本当の理由はそんなところかもしれません。
私は愛猫家に配慮して、違う言葉に置き換えているのではないかと思って
いたくらいです。
玉毛は細い線を書くために使われますが、私のかな書の腕では玉毛は
まだ無理と言われています。
上の画像に写っている筆は、いつか使える日が来ることを願って
購入したものです。
筆について興味深い話がありましたら、またUPします。