陶磁器の修復では紙ヤスリは使いませんが、漆器やガラスの
修復では紙ヤスリが必需品です。
紙ヤスリは、A4版くらいの大きさからA4版を1/3くらいにした
ものまで、ある程度大きさのある状態で販売されています。
このままでは使いにくいので、カッターを使って3cm角くらいの
大きさにカットしておくとよいと以前のブログでご紹介しました。
(ハサミを使ってしまうと、刃が駄目になります。)
私の紙ヤスリ保存箱です。
同じ番手のものをクリップでまとめてあるだけです。
丁寧な方ですと、番手ごとに名刺ファイルを利用して分類されて
います。
ところで紙ヤスリをカッターを使って3cm角にカットするのは、
意外に手間がかかります。
そこで活躍するのが、カッティング定規というものです。
5mmピッチで入っている碁盤の目を使って、簡単に3cm角が測れ
ます。
手前の端面にはステンレス板がついているので、カッターを当てた
としても定規は削れません。
カッティング定規は、いろいろな幅、長さのものが販売されています
ので、お好みのものをお選び下さい。