月別アーカイブ: 2015年7月
メール返信届かず
このところメールでお問い合わせ頂いたものに、返信をしても
届かないという現象が出ています。
これはホームページのコンタクトフォームから送って頂いたメールに
関してが多いようです。
私自身が詳しい訳ではないので、原因が明確にわからなくて申し訳
ありません。
金繕いの教室に通って下さっている方には、メールアドレスをお知らせして
いるかと思います。
ご面倒でもこちらへメールをお送り下さい。
(コンタクトから送られるメールと、違うアドレスとなっております。)
どうぞよろしくお願い致します。
大宮教室 体験講座終了しました
本日、よみうりカルチャーセンター大宮教室での体験講座
「金つぎの技法を知り、蒔絵体験」が終了しました。
以前から金繕いをご存知で、やってみたいというお気持ちの
強い方々にご参加頂き、ご説明する私も充実感を感じる
講座となりました。
撮影させて頂けた方の作品をご紹介したいと思います。
今回ご参加の方々は、少ない枚数を効果的に配置し、シンプルに
まとめられたのが印象的でした。
体験講座は金繕いの本講座では、なかなかお話が出来ない金繕いの
歴史として、興味深い逸話のある過去の名品についてご紹介
しています。
ご都合が合いましたら、是非ご参加下さい。
今後は7月31日にNHK学園市川オープンスクールで予定があります。
(残席あとわずかです。)
新規開講の教室に伴い、体験講座を計画することが多いので、都度
お知らせ致します。
小さめヒオウギガイ
港北カルチャーセンターで行っている「自然の貝で貝香合作り」の
最終回で使用するヒオウギガイを洗ってみました。
まさに香合に最適な、5cm程度の小さめのヒオウギガイです。
中を開けてみたところ、表の色が反映しているものと、真っ白なものが
あるのがわかりました。
ご参加の方にはお好みで選んで頂こうと思っています。
そして、やはり中が悲惨なものがありました(涙)。
貝が何らかの異物を貝の外に出すことが出来ず、中に溜めてしまった
ものを、貝と同じ材質の薄い膜で覆ってしまっているようです。
これが真珠貝なら真珠ができたのでは?と金繕いの受講者の方が
おっしゃいましたが、その通りではないかと思います。
この悲惨な部分を削り落とすことは可能ですが、貝を大きくえぐることが
多く、諦めることにしています。
今回入手した小さめのヒオウギガイは、表の色が上品で美しいです。
実用的な大きいサイズで制作されるのもよろしいかと思いますが、色の
綺麗さで小さめのものも心惹かれるのではないでしょうか?
かっぱ橋案内2
昨日に引き続き、かっぱ橋案内をしたいと思います。
地下鉄銀座線「田原町」から、かっぱ橋へは和食器の「田窯」の
ところから折れて入ります。
田窯の並びは「西浅草地区」と呼ばれ、合計83店舗あります。
この中に食器を扱う店舗は、18軒ほどです。
言問通りにあたったところで折り返ししますが、以前にもご紹介
しました「合羽橋珈琲」で、休憩するのが定番です。
かっぱ橋には女性が入りやすい感じの食事とお茶ができるお店が
少ないように思います。
私が入ってもいいと思えるのは、この合羽橋珈琲ともう1軒くらい
です。
今回はガトーショコラで糖分補給です。
折り返して、道路の反対側は「松が谷地区」と呼ばれます。
こちらにある食器関係のお店は、18軒ほど。
かっぱ橋には、何かに特化したお店ばかりですが、特に私が面白い
と思っているのが、ガラス瓶や缶を取り扱う「高村製缶」さん。
竹製品専門の「近藤商店」さんです。
テレビでもよく紹介されている料理道具の「釜浅商店」さん。
店舗前の釜が目印です。
こういう特化したお店は独特のこだわりがあって、見ていると楽しく
なります。
そもそも私がかっぱ橋に行くようになったのは、体験講座の教材費を
出来るだけ押さえる為でした。
蒔絵体験をして頂くのによいお皿を探すのが目的です。
体験の為のお皿には条件がいくつかあるので、コストも加味すると
なかなか厳しいものになります。
今年に入って、その条件に適うお皿が見つかりずらくなりました。
白いお皿の流行の影響もあるかもしれません。
他の方法を探さなければならないのかと考えているところです。
かっぱ橋案内1
体験講座の準備の為、またまたかっぱ橋に買い出しに
出かけました。
ご興味がある方がおられますので、少々ご案内をしたいと
思います。
かっぱ橋に行くにはいくつかのルートがありますが、私は銀座線の
「田原町」を利用しています。
駅から浅草通りを上野方向に歩いて5分程度です。
浅草通りは、仏壇•仏具店が多いことでも有名ですね。
HPもありますが、店舗に置いてあるマップが便利です。
元は業者向けの街ですから、店舗用の設備や、梱包材、ユニホームなど
一般の方には違う関係のお店もあります。
皆様がご覧になりたいのは、食器類の他、調理道具なのではないかと
思います。
それもグループ分けされたマップで探しやすくなっています。
アーケードになっているので、雨の日も買い回りしやすくなっていますが、
交差点などで途切れるところがありますので、傘がいらないわけでは
ありません。
次回はお店の紹介をしたいと思います。
接着後の状態
以前にも接着後の状態について画像をアップしていますが、
また別の器でもお見せしたいと思います。
接着後24時間のお皿です。
ここに接着が上手くいく秘訣が写っています。
ご自身の接着した器と違いを見比べてみて下さい。
何か違いはありませんか?
答えは教室で!
藍 食べられる2015
藍に恐れていた虫害が発生。
何者かに食されてしまいました。
植物に詳しい方や、園芸店で相談して、葉の縁からかじられているので、
いも虫タイプの虫の可能性が高いと判明。
(ナメクジは丸く穴を明けるそうです。)
土に蒔く顆粒タイプと葉にスプレーするタイプの2種類の薬剤を
投入。
効果が出ることを祈ります。
成田教室 開講しました
TOPページでお知らせしていましたセブンカルチャー成田教室が
昨日開講しました。
最寄り駅は京成線公津の杜駅です。
初回は主に下準備の説明と、修復ご希望の器の診断に時間を費やす
のですが、熱心に受講して頂き、ご受講の皆様に御礼申し上げます。
3回目まで基本の技術に関しての説明が続きますが、不明の点は都度
質問して頂き、じっくり取り組んで頂ければと思っています。
手間、時間はかかりますが、それに見合う、納得の仕上がりを目標
としています。
どうぞよろしくお願い致します。
仕上げの塗り厚
このところ説明と違うように覚えてしまわれるケースが多く
なっていると感じているのが、仕上げの為の蒔き下の塗り厚に
ついてです。
基本的に薄く塗った方が光沢感もよく、美しく仕上がります。
これが厚めに塗った方が定着がよいのではないかと考え、厚く
塗られる方がおられました。
その結果、変に溜まりが出来てしまったり、金泥が沈んでしまったりと
いろいろなアクシデントが起きてしまっていました。
まずは欠損にぴったりと薄く蒔き下を塗られ、仕上げられるのを
オススメ致します。
ただ仕上げはお好みがあるかと思います。
筋状に盛り上がった仕上げを推奨される先生もおられます。
このような仕上げを望まれる場合には、別の技法が必要です。
ご希望の方は、教室でご質問下さい。
薄くぴったりとした仕上げが正解なのか、筋状の仕上げが正解なのか
と質問を受けたことがあります。
過去の名品と言われるものは、全てぴったりとした仕上げです。
ですのでぴったりとした仕上げを目標にして頂きたいと考えています。
しかし最終的にはご自身が「美しい」と思う仕上げをお選び下さい。
藍 ぐんぐん成長中2015
この前植え替えをした藍が、あっという間に大きく成長しました。
この時期の藍は、毎日「大きくなってる」とわかるくらいの成長振り
です。
ただ虫にとっても美味しい時期なので、葉裏のチェックは欠かせません。
生藍染めが出来るのが、8月末から9月上旬。
まだまだ大きくなります!