味わいのある線

NHK文化センター ユーカリが丘教室のTさんの作品を
ご紹介致します。
Tさんは一時講座をお休みされておられましたが、この度1年振りに
復帰して下さいました。
その復帰第1作目です。

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この味わいのある線!
人間が意図して作れるものではありません。
微妙にゆらぎのある、とてもよい仕上げになっていると思います。

しかしご本人としては、もっと細い線が描きたかったとのこと。
皆様総じて細い線をご希望になられる傾向がありますが、この
器は厚みがあるものですので、仕上げられている線がちょうどよい
のではないかと思います。

ブログでも時々書いていますが、細い線を描くのには筆の先が
どの程度器に接しているのかコントロールする力量が必要です。
これは時々行う仕上げのみでは身に付くものではありません。
やはり練習あるのみ。

そして教室でお話している筆の使い方の基本を思い出してみて
下さい。
ちょっとしたことの積み重ねが、ご自信が納得する仕上げを
作ってくれると思います。


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