月別アーカイブ: 2014年9月

生藍染め用白生地購入2014

葉の生育がイマイチな今年の藍ですが、何とか1回の染めを
行うべく白生地を購入してきました。

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帯揚げ用の生地で、細かい縮緬が入っています。
難ありですが、飾り座布団が目的なので、お買い得と言える
でしょう。
購入先は昨年同様「誠和」さんです。

生藍染めにチャレンジしたら、またレポートします。


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藍 花穂が出ました 2014

切り戻した後、丈を伸ばしていた藍ですが、花穂が出てきました。

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季節的に花穂が出る時期になっていますので、当然ではありますが、
今一つ葉が大きくなりません。
野菜も、毎年種苗メーカーの作った種から育てるものなのだと最近
知りました。
それからすると藍もある程度の成長を望むのであれば、種苗メーカーの
種を使うのが適当なのかもしれません。
昨年に比べ、今年の今一つの生育状態は、苗時の状態、暑かった夏の
影響というより、種の出自によるものかと考え始めています。

先に乾燥させている葉と、小さいながらも生育中の葉と合わせれば、
何とか1回の染めは可能かと思われます。
当初の予定通り、今月末には飾り座布団が作れる白生地を染めようと
思います。


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日程を確認下さい

すでに10月期からのお申し込み、ご継続を頂いている方が
おられると思います。
その手続きの際に、必ず講座の日程が記載されている書類が
渡されているはずです。

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受講の際には、その書類で日程をご確認下さい。

よく質問があるのが、「第○何曜日」という設定が変更される
ことはあるのか?ということです。
このような変更はまずありません。

これはカルチャーセンターならではなのかもしれませんが、教室の
割り振りが緻密に組まれており、講師と契約の際にまず教室の
確保から始まるのです。
これは余程の事情がなければ変更は難しい状況です。
ですので、今期は第3週の設定だったが、来期は第1週に変更、
などということはないのです。

ただスケジュールを組んでいく時に、ゴールデンウィークやお盆、
年末年始などお休みになる日に当たってしまう場合には、振替と
言って第5週に変更になることがあります。
このような特別な時には、あらかじめ前の月にお知らせするように
しています。

第1週目の講座は、月が変わってすぐの日程だったりすると、間違え
やすいようです。
また第4週も、その月の最終週と覚えてしまうと、第5週がある月に
間違えやすいです。
日程表で確認して頂くのが、一番確実です。
ご面倒でも、申し込み時の書類をご覧下さい。


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日本の発明品 カッター

金繕いでは、カッターを使用することが多々あります。
このカッターが日本の発明品であることは、あまり知られて
いないように思います。

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発明したのは「OLFA」(オルファ)というメーカーですが、HPに
詳しく誕生の経緯が出ていますので、ご覧下さい。

カッターは刃先を折ることで新鮮な切り味を出していますが、折る場合
にはペンチなどの工具の他、尾部のパーツを使用します。

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溝に刃先を差し入れて折ります。
また折る機能と、折った刃を安全に保管できる道具も販売されて
いるので、これを使ってもいいと思います。


カッターの誕生は昭和31年と意外に歴史が浅く、使い方に慣れて
いない方も多いです。
刃ごと取り替える方法など、ご質問がありましたら、ご遠慮なく
教室でご質問下さい。


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2014年10月期 教室の空席状況

夏の暑さが去り、過ごしやすい季節になりました。
金繕いを始めてみませんか?
カルチャーセンター各教室の空席状況をお知らせ致します。

NHK文化センター 千葉教室:キャンセル待ちをお受けしております。
ユーカリが丘B•C:お申し込みを受け付けております。
柏教室(金):キャンセル待ちをお受けしております。
柏教室(日•午前):お申し込みを受け付けております。

NHK学園市川オープンスクールA:キャンセル待ちをお受けしております。

よみうりカルチャー 大宮教室A•B:お申し込みを受け付けております。
川口教室:お申し込みを受け付けております。

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チューブの保管

新うるしのチューブがあかなくなったらどうしたらいいかと
いう話は、昨年のブログにアップしています。
その際の末文に保管方法にも触れていますが、質問がありましたので
もう少し詳しく説明したいと思います。

そもそもチューブがあかなくなるのは、口金の部分についた新うるしが
硬化してしまうからです。
これを避けるためには、使用の都度、口金の部分をティッシュペーパー
などで拭いておけばよいのです。
出来ればキャップの中に溜まった新うるしも拭いておくのがよいでしょう。

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口金に新うるしが硬化してしまって、体積してしまっていたら、
カッターで削り落とすのが早道です。

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口金にしろ、キャップにしろ、固まりが付着していれば、キャップが
きちんと締まりません。
この状態でチューブを横にして保管していれば、最悪中の新うるしが
流れ出してしまうこともあります。

口金、キャップを拭く
立てて保管する
この2点が快適に新うるしを使う方法です。

ところで口金に油を塗ったらどうか、という質問を受けましたが、
新うるしが油分と相性が悪いのは教室で説明している通りです。
つまり口金に油を塗るのはオススメ出来ません。


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思い切って仕上げ

NHK文化センター千葉教室のTさんの作品をご紹介致します。
大樋焼の抹茶茶碗です。

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飴色の釉薬に、金泥の仕上げが馴染んできれいです。

以前のブログに書きましたが、大樋焼はとても繊細な器なので、
下準備が大変です。
途中の過程も慎重に作業する必要がありますので、それを乗り越えての
完成は、より達成感があるかと思います。

特にTさんにとっても直したい器だったので、ご満足頂けたのでは
ないかと思います。

仕上げ後は、1週間完全硬化を待って使用可能となります。
可能と言っても疵を負った器であることをお忘れなく。
漆器を洗う感覚で洗って頂き、丁寧にお取り扱い下さい。


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黒檀製粉鎮 プレゼント

NHK学園市川オープンスクールのMさんが、自作の粉鎮を
作られた残りの材を分けて下さいました。

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長さが違いますし、表面もヤスリで磨きをかけた方がよい状態ですが、
黒檀は粉鎮に最適です。
重みがあること、静電気が起きないこと、持ち運びに便利なこと等々。
何より美しい材ですから、使う時の気持ちもよいと思います。

1組だけですので、お声をかけて下さった方に優先に差し上げます。

Mさんは趣味人のようで、いろいろ工夫されながら受講して下さっています。
今後も自作の道具、作業のアイディアなど、お聞かせ下さるのを楽しみに
しています。

※喜んでもらって下さる方があり、旅立って行きました。
Mさん、ありがとうございます。


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積極的に仕上げ

NHK学園市川オープンスクールのAさんの作品をご紹介致します。
Aさんは今年の4月から受講し始めたばかりですが、積極的に仕上げに
挑戦されています。

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こちらは水指ですが、底に近いところに窯疵がありました。
それを埋めて単に仕上げるのではなく、器元々の柄に合わせて蔓の
ように仕上げられました。
窯疵といえば存在を明らかにして仕上げるのが常道ですが、このように
違和感のない仕上げもよいと思います。

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こちらはヒビが入ってしまったマグカップです。
たまたま赤いハート柄の部分の欠損が目立たなかったので、仕上げは
されていません。
その他の部分は金泥で仕上げられましたが、元々金彩が入っているので、
柄の一部のように見えます。

ユニークなのが、裏面です。
マグカップの柄と同じ渦巻きを描かれました。
通常裏面はそれほど凝られる方はいないのですが、このような「仕掛け」
も楽しいものです。

Aさんは油絵のご経験があるそうで、このような加筆は難なくなさって
おられます。
この他にも斬新なアイディアの仕上げをされていらっしゃるので、今後も
完成が楽しみです。


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藍 少し伸びました

葉の枯れが目立ってしまった為、切り詰めた藍ですが、少しづつ
茎が伸びてきました。

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まだ葉が小さいことが気になりますが、枯れは止まってくれました。
涼しい北海道でも育つ藍ですから、このところの気温低下は問題ない
ようです。

昨年は藍が大きく育つのをわかっておらず、小さいプランターにして
しまっていたので、水やりに神経を遣いましたが、今年は大きめの
プランターにした効果があり、渇水してしまうのは避けられました。

あとは9月末を目標に、少しでも葉が大きくなってくれればいいなと
思っています。


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