月別アーカイブ: 2014年7月

うつわのみせ大文字

青山に出かける用事があり、久しぶりに「うつわのみせ大文字
に立ち寄りました。
大文字は女性雑誌にも取り上げられることが多いので、
ご存知の方も多いと思います。

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作家、産地にこだわらず選ばれた普段使いの器…というお店の説明に
ある通り、上品な器が並んでいます。
そして嬉しいのが、とてもリーズナブルなこと。
一見、敷居の高そうな店構えですが、中に入れば安心されると思います。

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上の画像は我が家で活躍中の大文字オリジナルの「平成の染付け」と
命名されたシリーズです。
これは佐賀県立九州陶磁文化館に収蔵されている柴田コレクションに
刺激を受けた店主が企画したものだそうです。
古典的な柄をグラフィックデザイナーがアレンジした、懐かしくも
新しい感じが魅力です。

大文字は、根津美術館と合わせてお出かけになれるところにあります。
普段使いにおしゃれで使いやすい器をお探しでしたら、オススメです。


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器の柄を利用する

NHK文化センター千葉教室のMさんの作品を、ご紹介致します。

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本来の疵は、画像上の欠けから真っ直ぐに伸びて、左に曲がるライン
なのです。
Mさんはそのままだと疵が目立ち過ぎるということで、お皿自体にある
レリーフの溝をなぞり、疵の仕上げをした線にからめました。

そのからめた曲線が、まるでアールヌーボーのようではありませんか。
一つのデザインとなった仕上げは、狙い通り疵を目立たなくしていると
思います。

このアイディア、是非参考になさって下さい。

【アールヌーボーとは】
19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパで流行したスタイル。
花や植物などの有機的なモチーフや曲線の組み合わせによる装飾性が
特徴。
ガラス工芸のルネ•ラリックや、グラフィックデザインのアルフォンス•
ミュシャが著名。


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専用カバー付き

金泥の包みを押さえる粉鎮は、カトラリーレストなどを
流用してもいいのでは?と以前のブログに書きました。

よみうりカルチャー大宮教室のAさんは、ガラスのカトラリーレストを
お使いになっているのですが、これにお手製の専用カバーを作って
いらっしゃるのがとても素敵だったので、ご紹介致します。

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不要になった靴下を縫い縮められているのですが、これがクッション性、
フィット感共、とてもいい具合なのです。
見た目も小さな靴下をはいているようで、とてもかわいいです。

私もガラスのボーダータイルを使っていますが、持ち運び中に破損して
しまうのが怖くて、もっぱら自宅用にしていました。

物を大切にし、アイディアもある…お手本にさせて頂きます。


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ダイニングテーブル de 講座 接着

5月から始まった「ダイニングテーブル de 講座」土曜日クラスですが、
今月は「接着」でした。

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以前のブログに書きましたように、プロダクトデザイナーの方々なので、
カッターなどの工具や、筆には慣れておられます。
そこで通常ではお話しない方法で、接着に取り組んで頂きました。

私にとってもチャレンジでしたが、すでによい結果が出る予感がしています。


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月日貝

NHK文化センター横浜教室で、話題になっているのが“月日貝”
です。

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ツキヒガイ科の二枚貝です。
面白いのが、左右で色が違うこと。
上の画像は香合にした場合をイメージして置いているものですが、
左が黄色、右が濃赤です。
これを太陽と月に見立てているという、雅な名前ですね。

金子みすゞが、月日貝を詩にしているのも教えて頂きました。
(道の駅 萩しーまーとより引用)

西のお空はあかね色、あかいお日さま海のなか。
東のお空真珠いろ、まるい、黄色いお月さま。
日ぐれに落ちたお日さまと、夜明けに沈む
お月さま、逢うたは深い海の底。
ある日漁夫にひろわれた、赤とうす黄の月日貝。

月日貝には、恋人同士が片貝づつ持っていると結ばれるという伝説が
あるそうです。
ハマグリ貝にしても、日本人は2枚貝にロマンティックな思いを見た
ようです。


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今年もアブラムシ

順調に成長している藍ですが、色が悪い葉があり、裏面を見て
みるとアブラムシが…

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早速薬(オルトラン)を散布しました。
食用でしたらオルトランではなく、自然なものを使うべきだと思うのですが、
染めに使うものなので、割り切って速攻性のある薬品を使用しました。

昨年も7月18日のブログでアブラムシ退治をしています。
その時の成長具合と比較すると、2まわりくらい小さい感じがします。
アブラムシに負けず、8月末までに出来るだけ大きくなるのを期待しています。


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下地用の筆

教材としてお渡ししている細筆ですが、欠損を埋める為の下地作りから
仕上げまでお使い頂けるものとして選んでいます。

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実は筆としては、かなり安価なのですが、穂先は豚毛となっています。
これが新うるしの粘り気に負けず、塗りや線描きをしやすくしています。

痛んできてしまったら、穂先の材質にこだわらず、お手元にある筆を
お使い頂いて構わないのですが、意外にこの筆が使いやすいので追加購入
される方が多いのです。

実際探してみると豚毛で、この細さのものは、なかなかないのです。
穂先がやせないように洗って頂きますと、長持ち致します。
洗い方は、過去のブログを検索して見て頂けたら幸いです。


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全く違う分野から

ナチュラル系の雑貨店で見つけたブラシです。
本来は掃除用として販売されているものです。

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これを本漆の道具として使えないかと、購入してきました。

専門の道具店ではないところで使えそうな物を見つけると、何だか
得した気分になります。

さて使い心地はどうでしょうか?


カテゴリー: 日常の風景 |

愛用 風呂敷

なるべく実物のサンプルをご覧頂きたいので、教室には様々な器を
持ち込んでいます。
その時に活躍するのが、風呂敷です。

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包む物に合わせて形を変え、中味がなくなれば畳んでコンパクトになる
風呂敷の便利さは皆様ご存知のことと思います。

私が愛用しているのは、出身地横浜の「濱文様」という会社の風呂敷です。
横浜は開港後、様々な国外の文化の入り口でした。
捺染と呼ばれる技術は、元々日本が持っていた浮世絵などの木版画の技術と
相まってシルクスカーフへと結実しました。

その技術を風呂敷に転用したのが、濱文様の品物です。
特に私はデザインが気に入っていて、サイズ、柄でいろいろ持っています。
季節季節で新しいデザインが発売されるので、店舗を覗く度に違うものに
出会えるのが楽しいところ。

風呂敷生活、オススメです。


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教材の注文は前日までに

教材のご注文のメールを、講座の当日朝に送られた方がおられたのですが、
メールをチェックしておらず、注文にお答え出来ないという失礼をして
しまいました。

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私は教室にギリギリに着くのが苦手で、だいたい30分前には着くように
しています。
午後からの講座でしたら、教室周辺で昼食を摂るくらいの時間に家を
出ています。
その為、講座日当日朝のメールはチェックしないことがほとんどです。

また以前にもお願いしておりますが、ホームページのコンタクトのメールは
不達することがあります。
お教室でプライベートのアドレスをお知らせしていますので、そのアドレスに
お送り頂くのが確実です。

もし教材が急にご入り用になった場合は、前日までにご連絡下さい。
事前にご依頼頂かなければ、教材は持参しておりません。
なるべく実物のサンプルをご覧頂きたいので、そちらを優先しております。


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