月別アーカイブ: 2014年6月
本日の画題 ホワイトジュエル
本日の画題は「ホワイトジュエル」です。
少々動きのある茎と、繊細な感じの葉。
クレマチスの種類というのが、花の芯をみてわかりました。
蕾には産毛があって、綿がついているように見えます。
花持ちもいいそうで、この季節の花活けとしてはよい材料なのだ
そうです。
今、柔らかい物と硬い物を描き分けるのが課題なのですが、この
花はその練習に最適でした。
まるさんかくブレンド
知人のお店「おむすび◯△」に、またまたランチに行ってきました。
奥が、北海道アスパラサラダ、いんげんのごまあえ、お味噌汁。
手前のおむすびのうち、左が梅干し、右が「まるさんかくブレンド」です。
この「まるさんかくブレンド」は、最も売れ筋のおむすびだそうで、
はと麦、小豆、生姜などなどが入っています。
食べると汗が出るほどの効用については、ぜひ店主の解説を聞いて
頂きたいと思います。
ランチは、上の画像の品々に、さらに焼き魚がつきます。
本日は金目鯛を頂きました。
皮がパリパリで、こちらも絶品です。
実は店主は、おむすびの起源を突き止めた「おむすび研究家」
でもあります。
お店を訪れてその話を聞いて頂ければ、お腹だけでなく知識欲も
満足されること間違いなしです。
現在ランチは月曜日と、火曜日のみになっています。
お出かけの際には、必ず予約下さい。
完売次第終了になってしまいますので。
陶器の呼び継ぎ風?
以前から手の込んだ直しのされた骨董品があると、ブログにアップ
してきました。
また興味深い品を見せて頂きましたので、ご紹介致します。
本体は磁器のお皿なのですが、欠け部が一見自然釉の信楽焼で
呼び継ぎされているように見えます。
しかしこの部分を触ってみると軟らかいのです。
どうやらパテというより淡い緑色の粘土状のものを詰め、景色として
茶や金粉を着けてあるのです。
たまたま購入されたまま使ってはおられなかったので何ともあり
ませんでしたが、食器として使い、洗浄していたら早々に剥落して
いたと思われます。
骨董の器自体が品薄になっていると聞きますので、このような品が
出回るのかもしれません。
ここまでの作り込みに感心してみたり、骨董界の有り様を考えさせられ
たりと、複雑な思いになりました。
欠席のご連絡について
カルチャーセンターの各教室を受講中の方々にお願い申し上げます。
講座を欠席される場合のご連絡は、基本的に事務局へお願いします。
(原一菜先生の教室に通われている方も)
私にご連絡頂いても構わないのですが、当日のご連絡だとパソコンへの
受信を確認しないまま、外出してしまう場合があります。
またホームページのコンタクトからご連絡頂きますと、不達の場合が
あるようです。
お手数ですが、前日までならば教室でご案内しているプライベートの
アドレスにご連絡頂けると幸いです。
この点も含めますと事務局へのご連絡が、一番確実です。
美しい金の線
NHK文化センター千葉教室のHさんの作品をご紹介致します。
割れの接着をし、金泥で仕上げて下さいました。
割れ方にも芸がある、というお話は度々していますが、この作品も
まさにその好例です。
人間が作ることの出来ない自然の造形で、本当に美しいです。
この美しさは、ぴっちり接着が出来ており、欠損を埋める作業が
しっかり行われているからこそ。
ところで良く質問を頂くのが、「上から塗った漆が無くならない」という
ものです。
これは表面に出来た欠損に入っているからで、どんな処理をしようとも
なくなりません。
むしろ欠損を埋めているものですから、必要なものなのです。
ですから漆を無くするのが目的ではなく、欠損が埋まるのが最終形と
お考え下さい。
その最終形の状態は、器の破損度によって変わります。
横浜山手西洋館 花と器2014
毎年恒例 横浜山手西洋館のイベント「花と器のハーモニー2014」が
開催されています。
今年のテーマは“横濱山手のおもてなし〜スイーツ Story”です。
○山手234番館 〜if•千利休と私の友達をスイーツでおもてなしをするとしたら〜
◯横浜市イギリス館 「バラのテーブル〜ヴィクトリア女王が愛したお菓子とともに」
◯山手111番館 Bon Mariage 〜Jardin nostalgique
グランプリを受賞したのは、エリスマン邸。
準グランプリは、山手234番館です。
今年はどの館も上品で完成度が高いというのが私の感想ですが、
それは花活けボランティアなどで館の装飾に慣れたコーディネーターに
依頼したことに関係あるのかもしれません。
ちなみに私が一番いいと思ったのは、外交官の家です。
館のイメージに合った装飾と、場所場所で違ったデザインが楽しめた
からです。
会期は今週末の15日(日)まで。
お天気もよいようなので、散策がてらお出かけ下さい。
日本画展2つ
友人の日本画家が出展している展覧会が銀座で2つあり、ハシゴして
見てきました。
画像左の「渺渺展」は、若手日本画家34名によるグループ展です。
おもしろいのは各人の表現方法の多彩さです。
門外漢の私には、どうやっているのか全くわからないのですが、
興味をそそられます。
若手の勢いを感じられるのも、楽しみの一つです。
画像右手の「こころばえの会」は、女性9名によるグループ展です。
こちらもそれぞれの感性の響き合いが心地よい展覧会です。
9人9様の画風が画廊の中で共存し、なごみます。
「渺渺展」は、銀座貿易ビル 東京銀座画廊で6月15日(日)まで。
「こころばえの会」は、森田画廊で6月14日(土)まで。
良かったらお出かけ下さい。
ブログ再開します
ホームページ管理の都合でアクセスしにくくなったり、ブログがアップ出来なく
なっていました。
ようやく問題解決しましたので、ブログを再開します。
毎日ブログを楽しみにして下さっている方には、ご心配をおかけしました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。