金繕いの講座では、金箔のあしらいを学んで頂くために
貝合せの制作をカリキュラムに組み込んでいます。
その金箔ですが、100枚単位でまとめ買いしたものを小分けして
お譲りしているので、時々で小分け作業を行っています。
小分けする際には、金箔の束を上の画像のように開きます。
一番上の箔合紙の上に人差し指を立てて、時計回りになぞるように
動かすと扇のように開いていきます。
開く度に美しいなぁと思っていたので、ご紹介させて頂きました。
ちなみに閉じる場合は、先程の要領で反時計回りになぞればいいのです。
きれいに閉じていくのも感動です。
この作業も金箔に慣れる為の大切な練習になっています。