昨日に引き続きNHK文化センター ユーカリが丘教室の生徒さん
の作品をご紹介致します。
今日はMさんの作品です。
ご主人が作られたお抹茶茶碗が、割れたものを修復されました。
まるで木の枝振りのようです。
教室の皆さんから絶賛の声が上がりました。
ご主人が焼いたものを、奥様が直す…完成したらお茶を飲む
お約束になっているそうです。
金繕いで思い入れのある器が蘇るという、その意味を改めて
見せて頂きました。
Mさんは他にも仕上げてきて下さっています。
うさぎの絵柄の入ったお皿2点です。
欠けの直しなのですが、お皿に元々入っている斑点と形を
合わせて仕上げられました。
違和感がまったくありません。
こちらも右上縁に欠けの修復があります。
お皿の月の絵柄と呼応して、やはり違和感がありません。
お皿に元々ある絵柄に合わせて修復するのは王道の手段ですが、
Mさんの2点の作品は成功の好例です。
是非参考になさって下さい。