月別アーカイブ: 2013年12月
ハマグリ貝の買い出し
貝合せに使用するハマグリ貝の買い出しに、御徒町の吉池さんに
出かけました。
吉池さんは現在改築中で、南口に仮店舗があります。
こちらではグラム売りなので、貝を選ぶこともさせてもらえます。
(ただし他のお客様の邪魔にならないように、手際良く!)
今回年末商戦前だからか、かなりお安い値段で入手出来ました。
一般的には、ある程度の大きさの貝はお正月までしか出回らないの
ですが、吉池さんでは通年店頭に並んでいます。
貝の購入先に悩まれるようでしたら、お出かけ下さい。
本日の画題 フリージア
本日の画題は、フリージアです。
ラッパ形の練習として、よく購入します。
先日アップしたアイリスと同じアヤメ科ですが、花びらの形が
丸いせいか、やわらかい印象があります。
ブログにアップするにあたり検索してみたところ、「香雪蘭」
(コウセツラン)という別名があることがわかりました。
実に優美な名前です。
このところ冷え込んでいるので、フリージアの黄色は元気を
くれます。
世界のクリスマス2013 追加撮影
12月2日のブログにアップした、横浜山手西洋館 世界の
クリスマス2013ですが、追加撮影に行ってきました。
冬は太陽が低いので、館内に直射日光が入ります。
そのため時間帯によっては、光が強過ぎてよい撮影が出来ません。
本日は明るい曇天で、撮影には絶好の条件です。
先日の撮影で、イマイチだった画像の撮り直しが出来ました。
という訳で、前回と違う画像をお送り致します。
◯外交官の家
◯ベーリック•ホール
山手111番館、横浜市イギリス館、山手234番館、エリスマン邸、
ベーリック•ホールの5館は、12月31日までイルミネーションが
行われています。
12月21日(土)は、外交官の家とブラフ18番館のあるイタリア山
庭園で、2000本のキャンドルが灯されるキャンドルガーデンが
予定されています。
良かったらお出かけ下さい。
細い線
NHK文化センター ユーカリが丘教室のGさんの作品を
ご紹介致します。
非常に細い線をお描きになってらっしゃいます。
それがとても繊細で美しいのですが、ご本人としては全体を通して
均一になっていないのが気になるそうです。
欠損部の仕上げを含めて、もう一度やり直すとおっしゃいます。
Gさんは、やり直しを厭うことなくなさいます。
ほとんどの方が最初の状態をそのままにされて、次の機会にやり直し
とお考えになるのですが、Gさんの場合は積極的にやり直しを
なさいます。
これはなかなか出来ることではありません。
このような姿勢で臨んで頂くと、上達も確実になると思います。
世田谷ボロ市2013
今年も世田谷ボロ市に行ってきました。
日曜日に重なった今日は、大混雑(涙)
骨董屋さんが集中している路地です。
車2車線分あるメインの通りですら、満員電車並みの混雑ですから、
狭い路地はなおさら人であふれています。
購入したものは、成功やら失敗やら…
これについては、後日ご報告致します。
郡司庸久さんの個展 in 東京
今、最もお気に入りの作家、郡司庸久さんの個展に行ってきました。
丁度根津美術館の近くのギャラリーだったので、井戸茶碗展の
帰りに立ち寄れたのです。
ポットの丸いフォルムが本当にかわいらしくて迷ったのですが、
結局前から欲しかった深さのある7寸鉢を購入しました。
この黒釉は郡司さん初チャレンジの釉薬なのだそうですが、単純な
黒ではなく、墨色というか、青みも含んだマットな質感がとても
綺麗です。
器の形はもちろん、この黒が料理を引き立ててくれそうです。
実は郡司さんを見つけたのは、ネットで香炉の画像を見たことから
なのです。
秋に益子の個展に伺った時、郡司さんご本人がいらしたので、香炉に
ついてお聞きしたところ、最近はなかなかお作りにならないとか。
熱がかかるものなので手間なのかしら?と推察しているのですが、
虎視眈々と入手出来るのを待とうと思っています。
根津美術館 井戸茶碗展
昨日、よみうりカルチャー川口教室の帰りに根津美術館
まで足をのばしました。
根津美術館では現在「特別展 井戸茶碗」が開催されています。
井戸茶碗とは、16世紀頃に朝鮮半島から渡来した高麗茶碗と呼ばれる
茶碗の一種です。
侘茶の千利休を始め、戦国大名に賞玩されました。
一番の目当ては「大井戸茶碗 銘 喜左衛門」です。
国宝であるこの茶碗は腫れ物のたたりがあるとして、大徳寺に
寄贈されたといういわれがあります。
ゆったりとゆらぎのある佇まいには、そのような影は見えないように
思いましたが、同行した友人は何かを感じるそうです。
皆様はどのようにご覧になるでしょうか?
展示されたお茶碗は、それぞれ何らかの繕いがされています。
漆繕い、金繕い、呼び継ぎと、様々な修復技術が使われています。
口縁の欠けはもちろんのこと、複雑に割れてしまった器まで丁寧に
修復されています。
このようなところに“大切に使い続けたい”という日本人の心が
現れているようです。
高麗茶碗は、韓国本土にも日本ほどの数が現存していないと聞きました。
一堂に会した高麗茶碗を拝見するよい機会かと思います。
会期は今週末の15日(日)まで。
会場は少々混雑しています。
フィルムケース
粉物をお譲りする時にフィルムケースを使っています。
デジタルカメラ隆盛の現在ですが、こだわってフィルムを使って
おられる方がまだいらっしゃるようです。
カメラ店にお願いすると分けて下さいます。
密封性といい、サイズといい、フィルムケースは使い勝手がいい
物です。
中味ではなく、入れ物狙いとは本末転倒かもしれませんが、
いつまでも入手可能であってくれればいいと思っています。
大事な工程
NHK文化センター千葉教室のMさんの作品をご紹介致します。
たっぷりとした感じの仕上げが、陶器の風合いに合っています。
蒔くタイミングもいいので、金の光沢がきれいです。
実はちょっと衝撃の事実が発覚しました。
Mさんは、工程の一部をしないで仕上げをされていたのです。
私のご説明が至らなかったと反省するばかりですが、きれいな仕上げの
ためには重要な工程なのだと再認識しました。
Mさんに省いてしまっていた工程を行って頂いたところ、きれいな
下地が出来上がっていました。
陶芸をなさっているだけあって、形態認識が良いのです。
私もホッとしました。
きっと今後はさらに作品の完成度が高くなるのではと、期待して
います。