銀座•森田画廊で行われている『斉藤典彦/佳代 展』に行ってきました。
斉藤佳代さんは、学生時代からの友人です。
今回はご夫婦での展覧会でした。
佳代さんの作品は、題材を日常生活の中に求めることが多く、
清々しい色彩と穏やかなタッチでとても和みます。
今回は忙しい中、絹本(けんぽん)や大作にも挑戦されていました。
ご主人の作品は今回初めて拝見しました。
近作は今回のように空気感を表現したような抽象画が多いそうです。
にじんだ感じは偶然の産物ではなく、寸分違わぬ下図を制作した上で
本作に挑まれると聞き、驚いてしまいました。
このようにご夫婦で着眼点は一緒でも、全く作風が違うのがおもしろい
ところで、とても充実した気分になりました。
それにしてもご夫婦で展覧会が出来るなんて、本当に素敵です。
お二人の今後の活躍も楽しみにしています。