日別アーカイブ: 2013年9月20日
削り過ぎないようにするには
金繕いの作業のほとんどは、欠損を埋める作業です。
埋め終わったらそれを磨き上げる訳ですが、大抵の方が
もう少し磨いてもよいという状態で終わっています。
しかし磨き過ぎて、削ってしまったという方もおられます。
原因は夢中になりすぎるというところにありますので、タイマーを
かけて5分ごとに確認をするのがオススメです。
その他、テレビを見ながらCMの間だけ作業するとか、一時違う作業
をするとか、手を止めて確認する時間を作る工夫をするのがよいかと
思います。
実は微妙な調整になればなるほど、削り込む時間より、確認する時間が
大切なのです。
削り過ぎる方は形態の認識が鋭かったり、手仕事がお好きだったり
するので、削りの要領がつかめれば形の作り込みは上手くお出来に
なると思います。
ぜひ自分なりの手を止める方法をお考え下さい。
カテゴリー: 基本のき